2018.03.23

乗る者のアドベンチャースピリットを刺激する、それがSuper Ténéré

XT1200ZE



2010年の発売以来、アドベンチャーバイクファンのみならず、その見た目、走破性で多くのバイク乗りを魅了し続けているSuper Tenere。YSP横浜南の代表取締役 佐々木大明さんもその魅力に取り憑かれたひとりだ。
これまで30台以上のバイクを所有し、バイクを知り尽くしている佐々木さんが最終的に辿り着いたバイクがテネレである。テネレの魅力とは何か、テネラーである佐々木さんに聞く。まずはその出会いから語ってもらった。

 

ー 天候に左右されず、過酷な状況下で見栄えするバイク ー

 

「以前から”アドベンチャー”というオートバイには興味があったのですが、テネレは、雨や雪などどんな景色や背景にも似合い、泥や埃にまみれる過酷な状況下でも見栄えするバイクで、発売された瞬間に一目惚れ。もう『これだっ!』という感じでした」

 

そんな出会いから7年、走行距離は85,000kmを超える。テネレに乗りはじめてから以前に増して行動範囲が広がったという佐々木さん。
「もちろん他のバイクでも長距離を走ることはできるし、いろいろなところへ行くこともできます。でもロードバイクは、傷つけたくないとか汚したくない、という気持ちが働いてしまうので、ツーリングのときに雨予報だと行き先を変更したり行くのを諦めてしまっていました。でも今は天気が全く気になりません。むしろ雨や泥の中を走って汚れた姿も様になるので、雨の中でも喜んで走ります」そう思えるようになったのもテネレに出会ったおかげと笑う。

 

「僕の行きたいときに、行きたいところへ、どこへでも連れて行ってくれる、まさに”相棒”と呼ぶにふさわしいバイクです。」天候に左右されず、長距離でも疲れを感じさせない走行性を持つテネレだからこそ、共に冒険できる”相棒”となれるのだろう。

 

ー ロシア サハリン州を走破、アドベンチャーの醍醐味を身をもって感じる ー

 

そんな相棒との思い出の中でも特に忘れられないのは、2015年8月に行ったロシア サハリン縦断ツーリング。それはアドベンチャーというバイクの魅力を身をもって感じた旅だったと言う。サハリン州南端のコルサコフから、約1,000km先の最北端エリザベス岬を目指す往復2,000kmのコースを佐々木さんは10日間かけて走破した。

 

「こんな大冒険もテネレだから経験できたこと。長い長いダート道が続くサハリンで往復2,000kmという距離を走ったときに、やっぱりテネレでよかったと思いました。もちろん他のバイクで走れなくはないですが、泥や埃に強く気兼ねなく走れるのは、アドベンチャーと言われているバイクだからこそだと僕は思います」とアドベンチャーの醍醐味を語る。
「サハリンのダート道には制限速度がないんです。だから130kmで走ったとしてもスピード違反にもならない。そういう道で土ぼこりにまみれながらも気兼ねなくスピードを出して走る爽快感は最高でした。泥や埃に強いテネレだからこそできたことです」未舗装路やダートでも安定した走行性を有するテネレならでは感想だ。

 

 

ー 大きさとはうらはらに軽快な走り、誰にでも楽しめるバイク ー

 

誰もが一度は乗ってみたいと憧れるヤマハのアドベンチャーモデルのフラッグシップであるスーパーテネレだが、一方でその大きさと迫力から、自分に乗りこなせるだろうか、と思ってしまう人もいるのではないだろうか。そのことについて尋ねると、「テネレは大きいけれど乗り出してしまえば軽快で走りやすいバイク。アドベンチャーならではの地面との接地感があるので、濡れた路面でもツルツル滑りそうで怖いということはないし、ズッシリと構えていますから、安心して走れます」全天候型で安心して長距離を走れるから、仲間と一緒に楽しめるバイクであり、興味のある人には是非乗ってみてほしいと言う。
「力が無いので不安という人や、身長が低くて足つきが悪いと心配な人も、なんとか克服してぜひ乗ってみてほしい。そうすればテネレがいろいろなところへ連れて行ってくれるし、素晴らしい体験をさせてくれると思います」それだけの価値があるバイクだと佐々木さんは断言する。

 

「僕は自分に合うバイクを見つけたと思っています。テネレの存在そのものが僕の走りたいというモチベーションを刺激するので、次々に行きたいところが出てきます」今もまた新たなアドベンチャーツーリングを計画中なのだとか。乗る者のアドベンチャー精神を刺激する、テネレはそんなバイクなのだろう。

 

 


 


〈PROFILE〉
佐々木大明(ささき ひろあき)さん

1958年生まれ。16歳で免許を取得して以来バイクにのめり込む。これまでに30台以上のバイクを所有し、100以上のレースに出場。バイク販売店勤務やスタントマンの経験を経て、1990年YSP横浜南の社長に。
一人でも多くの人にバイクの楽しさを知っていただくことをモットーに、サーキット走行やツーリングイベントなどを多数開催しながら、日々バイクの楽しさを伝えている。