2019.01.09

Road to Circuit – Vol.2 イクイップメントを揃える

YZF-R1



前回のレーシングスーツ編に続く「Road to Circuit」の第二弾。
再びマリン アンド ウォーク ヨコハマにあるクシタニ(http://www.kushitani.co.jp)のショップを舞台に、サーキット走行に必要とな様々なイクイップメントを選び、購入していく様子と、それぞれの役割や機能などにも触れていく。

 

― 妥協せず最高のものを選ぶ ―

 

 
レーシングスーツ購入を終え「買ってやったぞ!」と特大の高揚感と達成感を引きずりながら、気持ちよく装具の購入フェーズへと突入。サーキットを走るには、まだ揃えるべきものは多く、ズラリと並ぶイクイップメントの数々を眺めながら、もう一度心を落ち着かせて、クシタニのスタッフさんの説明に耳を傾けた。
 

 
まず登場したのがブーツだ。
 

 
スタッフ「ブーツ選びのポイントは安全性が第一ですが、走行中に足の動きを制限することなく、転倒回避に貢献する動きやすさとしなやかさ、疲れにくいフィット感が重要です。クシタニのブーツは見ての通りハードプロテクターを使わず、レーシングスーツと同じプロトコルレザーで用いています。オールレザーなのでライダー個々の足に馴染み、ファスナーを使用していないため調整に幅がありフィット感を高めました。サーキット用のモデルはこのGPWブーツのみで、価格は4.8万円(税抜)となっています」
 

 
スタッフ「こちらはプラス3,000円にて、イージーオーダーが可能です。カラーはレーシングスーツと同じく18色からお好きな色を使い、お好み通りに変更できます」
 
カッコイイだけでなく、走行中の履き心地も申し分ないということで即決。ちなみにイージーオーダーも適用してカスタマイズを行った。さらにMade in Japanの商品であるため、消耗や損傷があった場合に修理ができるのは大きなメリットと言える。
 

 
続いてグローブだが、こちらもこだわりたいイクイップメントの一つだ。
 
スタッフ「フィット感と運動性はもちろんですが、繊細かつ素早く力強い動作が混じるサーキット走行において、手のひらの感覚が得られることがポイントです。グローブは2型がありますが、オススメはハイエンドのGPRグローブ6-1.1。手のひらの感触を残すため、薄くて強いカンガルー革を使用しています」
 

 
スタッフ「また甲の部分にフローティングシステムを採用し、突っ張りを軽減する工夫もしていますので、まずは両モデルを試着し比較してみてください」
 
こうして両モデルを試したわけだが… 本当だ! 全然違う。つっぱらず、なによりも手のひらの感触がすばらしく、素肌感覚のつけ心地も忘れられない。耐久性はもう一つのGPSグローブIIIの方が高いと言うことだが、価格差が約1万円ということで、GPRグローブ6-1.1を購入することにした。
 

 
安全装備、こちらも今は必需品となっているが、改めて説明を聞いた。
 
スタッフ「レーシングバックプロテクター(脊髄パッド)は推奨ではありますが、絶対にあった方がよい装備です。スポンジと樹脂の二重構造となる特殊パッドが衝撃を分散するようにできています」
 

 
これが、レーシングブレスパット(胸パット)
 
 

 
スタッフ「ヘルメットリムーバーも絶対にあったほうがようでしょう。これは、転倒したライダーに意識がない場合、頚椎に負担をかけないようヘルメットをスムーズに脱がすことができる装備です。皆さん購入されています」
 
リスクを回避する三種の神器といったところか… もちろん迷うことなく購入したが、ツーリングを含めサーキットも常に危険と隣り合わせ。自分や家族のためにも、備えは絶対だと改めて感じたのだった。
 

 
続いて紹介していただいたのがアンダーウエアだ。これは正直なんでもよいと思ったが、どうもそうではないらしい。
 
スタッフ「アンダーウエアは体の機能を引き出し、疲労を軽減するなど、ライディングを助ける様々な効果があります。そうした体のサポートに加え、大量の汗をかいた際にアンダーウエアがないと、体にスーツが張り付いて脱ぎにくくなりますが、そうした場面でも重要な役割を果たします」
 

 
スタッフ「商品の特徴としては、縫い目がなくシームレスなので、ピッタリのスーツを着てもごわつきません。またコンプレッションタイプであるため筋肉の揺れを抑えて血流をサポートするなど、動きやすく、疲れにくく、脱ぎやすいという三拍子揃った商品です」
 
甘かった。40代の体だからというわけではないが、サポートも重要であるし、レーシングスーツの脱ぎ着の面でもあった方がよいということで、ソックスも含めて購入した。
 

 
このほか、寒い季節にお勧めの防風レーシングアウタージャケット。
 
 

 
レーシングスーツなど、装具一式がすべて収納できるキャリアバッグなどもあるが、この2点は見合わせた。
 
 

 
これでコンプリート。
丁寧な商品説明と購入サポート、そして様々な知識を授けてくださったスタッフさんとがっちり握手
 

 
運命の総額だが… レーシングスーツ、ブーツ、グローブ、バックパット、ブレスパット、ヘルメットリムーバー、インナー上下にソックス、すべてで総額44万円(税込)。ハイエンドモデルが中心ということもあり高額にはなったが、これが現実。R1という相棒ともっと楽しいバイクライフを送るための投資ということで、後悔はないどころか、楽しむぞという気持ちがさらに高まった。
 
さて、この後はレーシングスーツやブーツができ上がってくるのを待つだけ。2019年の3月末が完成予定ということで来春に思いを馳せ、すでにレーシングライダーになったかのような気持ちと軽い足取りでクシタニをあとにした。
 
つづく。