2019.07.05

修羅場をくぐり抜け続けた鶴ヶ城 〜会津若松の歴史に触れる〜

XT1200ZE



前回のあらすじ:福島の観光スポットでもある塔のへつり、大内宿、芦ノ牧温泉駅を巡ったが、 まだまだ福島を楽しみたいという思いから一泊し、鶴ヶ城 ( 会津若松城 ) へ向かう。
【未開拓の道を巡る旅 〜伝統と歴史で溢れる福島の地〜】
 


 
幕末の戊辰戦争で、新政府軍の猛攻に耐え難攻不落の名城と称えられた城がある。
それは、福島県会津若松市にある「鶴ヶ城 ( 会津若松城 )」。
城巡りにすっかり魅了された私は、そこを目的地としてツーリングを楽しみたい。
 
今回の旅路ではどんな発見があり、どんな出会いがあるのだろうか。
 


 
お目当の城へ向かう前に、もうひとっ走りしてみる。朝の清々しい空気が全身に伝わっていく。
 

 
 
気持ちいい風に包まれながら走り続けていると、大きな湖が見えてきた。
日本国内で四番目に広いとされる湖、「猪苗代湖」だ。
 

 
 
晴天の中、湖に映し出される雄大な磐梯山から「天鏡湖」とも呼ばれている。
 

 
 
光が差し込み、ゆらゆらと輝き続ける水面は、思わず立ち止まりたくなるだろう。
 

 

 
 
湖からの眺めを満喫でき、子供から大人まで楽しめる遊覧船もあるようだ。
心地いい風と水の波紋を感じながら、ゆったりと過ごすのもいいかもしれない。
 
・はくちょう丸(定員 大人155名)
 

 
 
一面に広がる鮮やかなブルー色の湖を堪能。気が付けば、お昼の時間になっていた。
 

 
 
お腹も鳴ってきたところで、ご当地名物の喜多方ラーメンを食べたい。会津縦貫道へバイクを走らせる。
 

 
 
「来夢 本店」に到着。
 

 
 
どうやら、とろけるチャーシューが名物のようだ。シンプルなラーメンにしようと思ったが、ここは名物をいただく。
 

 
 
これでもかと言わんばかりのチャーシューの上には、卵がまるまる1つのっている。
ちぢれ麺に絡む味わいのあるスープに、とろけるチャーシューの組み合わせと言ったら最高でしかない。
 

 
 
お腹も満たされたところで、今日のお目当でもある鶴ヶ城へ向かうとしよう。
 

 
 
鶴ヶ城の城壁は高く、堀の幅が長く設計されている。
天守閣へ近づこうとする敵を阻むつくりだとも言えるだろうか。
 

 
 
少しずつ天守閣が見え始める。一体どんな風貌なのだろう。
 

 

 
 
戊辰戦争でのダメージにより、明治の初めに取り壊されたが、のちに再建されたという。
平成23年の春頃には、幕末時代の瓦(赤瓦)をまとった日本国内で唯一の天守閣となっている。
 

 

 
 
戦国時代、葦名・伊達・蒲生・上杉・保科・松平など、数多くの大名が治めた。
 

 
 
鶴ヶ城公園内には、千利休の子・少庵が建てたと言われる茶室麟閣(県指定重要文化財)もある。 鶴ヶ城天守閣・茶室麟閣の入場券で入ることができ、抹茶(別料金)を楽しめるのも嬉しいポイント。
 

 

 
 
天守閣に入ってすぐ現れたのは、涼しさを利用して塩などの貯蔵庫として活用された「塩蔵」。
 

 

 
 
10代の若者で結成された白虎隊のおもかげや、幕末の動乱、文化財や工芸品などが展示されている。
 

 

 
 
最上階は展望台などもあり、会津若松市街地や磐梯山を一望できる。
 

 

 
 
天守閣の内部は鶴ヶ城博物館となっているが、周辺にも会津の歴史を学ぶことができる施設が多い。
 

 
 
お目当の城を巡り終え帰ろうかと思ったのだが、「会津 東山温泉」では、日帰り温泉ができる宿が複数あるようなので寄ってみることに。
 

 

 
 
旅の最後は、温泉でリフレッシュなんてのもいい。汗を流して体も心も爽快だ。
 

 
 
知らない道を走るとワクワクする。好奇心を掻き立てるようなロケーションに大満足の1日を過ごした。
 

 
 
二日間にかけて福島を駆け巡った今、古くから伝わる伝統や歴史を学ぶことができたのは、たくさんの人々が引き継いできたからこその「今」につながる。
 
XT1200ZE Super Ténéré(スーパーテネレ)と共に、日差しが照らし出す新たな道を探しに行きたい。