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準備万端
見て、触って、乗ってみなさん行かれましたか? 【プレスト 2004 ニューモデル内覧試乗会】。内覧会場では19車種、試乗車は13車種が用意され、まさにプレスト取扱いモデルが一同に会したという雰囲気。 私も、気になっていたモデル達を「見て」「触って」「乗って」ついつい興奮。このまま我が家のガレージにつれて帰りたい!なんて衝動に駆られてしまいました。 YZF-R1はサーキット走行メインに、普段の街乗り用にはFZ6-S、タンデムツーリング用にはBT1100を、そして土の上で遊ぶにはXTZ125・・・シーン別に1台づつ揃えておきたいと妄想が膨らんでしまうラインナップですよね。どれから手をつけようか悩んでしまいますが、この「悩んで」「迷って」「空想して」いる時間も、バイクを駆ることと同じくらい楽しく、ワクワクさせられる時間です♪ 内覧会場には何と! 工場から出荷される鉄枠に入ったままの状態で展示されているものも。世の中に生まれた出来立てホヤホヤのバイクは、鉄枠にしっかり固定されて輸送され、一度海外を経験してまた帰国。そこから国内のバイクショップへ、そしてオーダーした私たちの手元にやってくるのですね。あの頑固な鉄枠を見ていると、「ユーザー」よりも「オーナー」という言葉が似合う、そんな気持ちになりました。 夢が現実に・・・内覧試乗会でのトークショーとデモ走行という任務? を仰せつかっていた私は、とうとう「あの夢」が現実になるのかと思うと、ドキドキ、ワクワク、興奮して夜も眠れない・・・。 最初に行われた大磯会場の時には、前日に会場入りし軽く試走することになっていました。はやる気持ちを抑えきれず、予定よりも早くホテルにチェックイン。少し気持ちを落ち着けて、準備万端会場へ移動したのですが・・・。なんと、雨! バイクの神様が私に意地悪しているとしか思えません。しばらく待っていたのですが、雨は一向にやむ気配を見せず、結局予定していた試走は中止に。やっと「お預け」が解かれる! と思っていたところで、再び「待て」状態になってしまい、私の想いは募る一方。またまた眠れない夜を過ごすことになってしまったのでした。 翌日は晴れ。大磯会場は海がすぐ近くのため、風が強いことが多いそうなのですが、この日は風も穏やかで最高の試乗日和。神様は決して意地悪なんかじゃなかったんだ!と思うような、気持ちのいい一日でした。 会場には受付開始の8:00前から既にお客さんが詰め掛けており、みなさんにとっても待って待ちこがれた時だったことでしょう。もちろん試乗は一車種だけでなく、用意された車輌すべてに乗り放題。バイクを乗り換えて気持ち良さそうに試乗している姿を見ていると、早く乗りたくてウズウズ・・・。とうとう私はお昼前に我慢の限界に達し、やってしまいました!「乱入走行」。午前の部が終了して、スタッフの方々が一息いれている隙を狙ってスタート地点へ乱入。見つかってしまう前に急いでエンジンスタートし、そしてスクランブル発進! 一瞬周りのざわめきが聞こえたような気もしましたが、そんなことはおかまいなし。やっと夢が現実になった喜びと、想像以上の'04 YZF-R1の感触に大興奮♪ 「ああ、このまま外に飛び出したい・・・」なんて気持ちも沸き上がってきたのですが、さすがにそこは我慢。エンジンストップとともに、難波さんはスタッフの人に捕獲されてしまったのでした・・・。 続いての大阪会場は、元セスナ機の滑走路だったこともあってか大磯会場よりも広く、試乗コースの直線部分が長く設定されていました。このストレートでアクセルを開けていくと「どこまで行っちゃうんだろう」という気持ちにさせられ、'04 YZF-R1の172psというパワーを、会場に来られた方は体感できたのではないでしょうか? でも本当は、この172psのパワーを思う存分堪能する為には、やはりサーキットが一番合うのではないかな? 172ps・・・。'03 YZF-R1が152psだったことから見ても、単純に20psアップされていますが、感覚的には排気量が200cc~300ccくらい増えたような感じ。これはあの「夢」と同じでした。グランプリマシンと遜色ないパワーが私をゾクゾクさせ、「サーキットを走らせてみたいなぁ」という気持ちにさせてくれます。 特に'04 YZF-R1は、エンジンの使える回転域が1000rpmくらい伸びていて、今まで以上に高回転域を使えるようになっています。03モデルは、中速8000rpmくらいのトルク感が非常に強かったのですが、04モデルはそこからさらに回転を高めていった時にも楽しませてくれるのです。高回転域に達するまでの過程の味付けもドラマチックで、異次元空間へ招待してくれる、そんな印象を強く受けました。 その他にも、ミッションのタッチや通常街中で使う領域でのアクセルのレスポンスなど、細かいところにまで気配りされており、こういったバイクの反応は乗る楽しさを増幅させてくれます。もう一つ、発進のギアがロングになっていてハイギア化されているのですが、普通ギアがロングになると発進しにくくなるもの。でもそれを意識させないくらい低速域のトルクがあるのでスムーズに発進でき、ストリートでも全く不具合なし。ポジションも若干アップライトだったり、ハンドルの切れ角も満足行くレベルを確保されていたり、本当に不満を感じさせない仕上がりだと感じました。 神奈川の大磯会場には、ジャーナリストの「和歌山利宏」さんも来られ、先日オーストラリアで行われたプレス試乗会での印象を熱く語って頂きましたが、他メーカーの競合車種と乗り比べた感想から、'04YZF-R1を大絶賛♪ハンドリング、エンジンなどマシンのトータルバランスに関して、ヤマハらしさを見事に調和させている事を強調していらっしゃいました。和歌山さんは世界各国の試乗会へ飛び回り、たくさんのニューモデル達と遭遇されていることから判断基準は折り紙付きでしょう。 そして続いた大阪会場には、ヤマハライダーの吉川和多留選手も駆け、私とふたりでのトークショー。R1開発途中での話しから普段のバイクライフ、そして現在のYZR-M1開発秘話や今年のMotoGP展望など語り、参加者からの熱心な質問にも答えたりしてひとときを過ごしました。 実は何より心配だったのがふたりでのデモ走行・・・。何の練習もなくスタートで、吉川選手なんてコース確認も無いままでしたからね。でも大勢の参加者の前で行なうデモランでしたから、レースとは違った緊張もあったでしょうか? いや、私こそ緊張してました。 何度かコースを行き来したり、場内のアナウンスを担当されていた恩田さんを乗っけて走ったり、まぁ私の場合いつも言っているようにウイリーできない車種はバイクとして認めていない! ので、恩田さんとのタンデム前には、その部分だけはしっかりチェック済み♪ でも恩田さんを落っことしそうになった時にはさすがに焦りましたが・・・。 デモランの最後は、吉川選手と2人でYZF-R1で揃ってウイリーしてみましたが、よくもまぁ練習無しでやれるもんだ。この時はさすが「プロライダー」だと感じたものの、今度は少し練習してこよう・・・と心に決めました。 今回の試乗で、'04 YZF-R1は「ヤマハフラッグシップモデル」にふさわしい仕上がりになっていると断言できます♪ 特に今後のレースでの活躍が期待されるモデルであり、既に世界で始まっているレースにおいても'04 YZF-R1の大進撃が開始され大活躍しています。レースシーズンもこれからなので、ますます楽しみが増えますね! 私もお財布との相談と、ガレージのスペース確保をしなくっちゃ♪ 皆さんも新しいオーナーの仲間入りをして、バイクライフを満喫しませんか? 今年も皆さんとの企画、ドンドン計画していきますのでお楽しみに! [update:2004/3/29] ![]() ![]()
鉄枠入り ![]()
まずは受付を… ![]()
インプレッションを語り合い ![]()
まさに勢揃い ![]()
コースの下見を… ![]()
帰って家族会議でしょうか ![]()
駐車場も見応え充分 ![]()
すでに表情が硬い恩田さん ![]()
そんなにしがみつかなくたって ![]()
と言いつつこんなことも… ![]()
いよいよ二人でデモ走行 ![]()
こっそり打ち合わせもしてました ![]()
最後はミニ撮影会!?
難波恭司プロフィール1963年3月8日生まれ'81 18才で草レースを始める/'83 ノービスライセンス取得/'85 鈴鹿4h耐久レース 3位/'86 国際A級昇格 ヤマハ契約/'87 TZ250の開発テストに携わりながらレース参戦始まる/'92 ファクトリーマシン TZM250開発テストに携わる、全日本選手権 初優勝 250cc/'96 GP500マシン開発テスト携わる/'98 代役としてWGPのGP500へ年間 5戦参戦 鈴鹿では予選2位 決勝5位/'02 現在はモータースポーツ普及活動など、モーターサイクルの「伝道師」として活動中。特に今年は'07YZF-R1でレース参戦を計画中。 ライダープロフィール
![]() 中冨伸一 (なかとみ しんいち)1978年 10月 30日(24歳)血液型 A 型'96年: 九州選手権GP250ccチャンピオン/'97年: 全日本選手権国際A級GP250ccランキング15位/'98年: 全日本選手権国際A級GP250ccランキング11位、西日本エリア選手権GP250ccチャンピオン/'99年: 全日本選手権国際A級GP250ccランキング4位/'00年: 全日本選手権国際A級GP250ccチャンピオン/'01年: 全日本選手権国際A級GP250ccランキング11位/'02年: 全日本選手権国際A級GP250ccランキング8位 |



















