ホームプレストマガジン > 難波恭司のおでかけ★YZP&PRESTO Racing report
何処までも・・・

新生YSP & Presto Racing

鈴鹿山脈から冷たい風が吹き付ける中、先日3月8日〜9日鈴鹿サーキットにて毎年恒例となっている「ファン感謝デー」が開催され、新生「YSP & Presto Racing」の始動をレポートしてきました。
と、ここで「レポートして来た?」とお気付きの方は昨年から応援して頂いている方でしょうね。そう私、今年は「チーム・レポーター」という形で全日本R2-1全戦を追っかけます♪
私が昨年まで勤めたチーム監督という立場は、毎戦転戦する地方サーキットの「バイクショップ店主」さんに「1日監督」として参戦して頂き、ショップに集まる方達とチームの交流を深めたい!という事なのですね。 全日本選手権は全部で7戦。北は宮城県スポーツランドSUGO、南は九州熊本のオートポリスと展開されます。
これを期にサーキットへ、そして店主・・・いやチーム監督さんと一緒にパドックへ足を運んで、レース現場の空気に触れて頂ける事を望んでいます。そして一緒に得られる感動や興奮を分かち合いたいと思っていますからね♪
なんでも既に、各レースの監督さんは決まっているそうな・・・。今から楽しみですね。
私も全戦バイクで行く決心をしているところで、今からその為の体力作り?(精神力か?)に励んでいます。
ですから何処かの道中で、皆さんと御会いするかもね。

予想外の天候が・・・

まずは事始めの序章として、鈴鹿サーキットへバイクで向かったのですが、名古屋方面からは東名阪を利用して鈴鹿へ。ちょうど長良川付近に差し掛かった頃、方角は鈴鹿のあたりに立ち込める白い雲。そして風の流れも肉眼で確認できるような白い物体が舞っているような気配が。
天気予報では「全国的に晴れる」という事を全く疑わず家を出た私は、目の前に移る情景を納得出来ず、「まじっすか〜」・・・。 レインウェアーを持ってこなかった事よりも「全くの新車が汚れてしまう〜っ」なんて考えながら日差しが届かなくなる世界へ突入していったのでした。
最近のライディング用ウインター・ウェアーは良く出来ていて、少々の雨なんてヘッチャラ。私自身が頭の先から足の先までで冷たかったのは顔だけ。十代の頃、凍える手をエンジンで温めながら走っていたのを思い出しましたが、時の流れはバイクの性能だけでなく関連グッズの進歩も感じさせてくれますね。
まだ寒い冬空に、高速道路を使って200kmの距離を移動するのは大変そうですが、真冬のテストコースを一日中走り続ける事よりは容易い事のように感じてます。
このおかげで遠く「九州熊本オートポリス」まで行く勇気が沸いたような気もしましたが・・・。一体何キロあるんだろ?!
今度は「晴」予報でも性能の良い「レインウェアー」は持ってこよう・・・と学習したのでした。

ライダーは「中富伸一」選手

新生「YSP & Presto Racing」のライダーに抜擢されたのは「中富伸一」選手。
昨年まで全日本R2-1でGP250ccに参戦しており、2000年の全日本チャンピオンです。実は私も彼に付いてあまり知らなかったのですが、何せチャンピオン経験者ですから実力充分。
今年は今までの経験を生かして「JSB1000」クラスの4ストローク・マシンと強豪を相手にどんなレースをするのか楽しみです。
昨年までのファクトリーライダー達が相手なので、そこへ挑む・・・という事は簡単に結果が出るとは思えません。
しかし、全体的に高年齢化している全日本トップカテゴリーの中では若手に当たる存在なので、新しい波を作ってくれそうな予感もしています。是非是非注目して頂きたいと思っています。
ここで説明しておきますが、今年は昨年までと大きくレギュレーションが変更になっており、ファクトリーマシンやファクトリーライダーの参戦が出来ません。参加チーム側のコストなどを考慮しつつ、イコールコンディションで戦う場として新設されています。
YSP & Presto Racingとしても、昨年までの「YZF-R7」ではなく「YZF-R1」での参戦です。
このクラスは世界的に見ても激戦であり、改造を許されるカテゴリーではワールド・スーパーバイクが有名で、国によっては「MotoGP」よりも人気があるのは、「自分が乗っている同じマシンでスターライダー達が激しいレースを繰り広げる」ところに起因しているのかも知れませんね。
スポーツ観戦は、ある意味「疑似体験」をさせてくれる空間でもあり、野球を見ていながら監督の采配に文句を付けたり、さもプレーに参加しているような感覚をもたらしてくれるのが良い例でしょう。
選手の活躍と自分を置き換える事で感動や興奮が感じられれば、そりゃぁもう!あなたは一流のスポーツファンとして威張れるはずですからね。
まずはレース現場へ足を運んで見て下さい。きっと今までに無い刺激が得られる事でしょうから・・・。

Nanbaインプレッション

そんな事で御話しした通り、「全戦バイクで行く!」と言ったからには、その証拠?を見せなくてはなりませんね・・・。色々なバイクをピックアップし、毎回バイク・インプレッションなんて交えながらレポートしたいと思っていますので、こちらもお楽しみに・・・。
ちなみにここだけの話し・・・私は「〇イリー」出来ないオートバイはバイクとして認めない?のですが、元々何事にもチャレンジしたくなる性分でもあり、今回の鈴鹿へはアメリカン・タイプ「'03 DS11」を駆り出したのでした。
「重くて〜曲がらなくて〜」なんて当たり前なのですが、走り出してビックリ!せっかちな難波さんを、とても「大らか?」な性格にしてしまうほど「ゆったり」なのですね♪ お尻も全く痛くないし、エンジンの鼓動を感じるスピードが似合うってこういう事だったのねぇ。
とっても新たな体験でした。バイクの事をそれなりに知っているつもりでも、まだまだ奥深い世界がある事を感じつつ・・・国内向けの1100ccでこれだから逆輸入車両「XV1700 Roadstar Warrior」ってどんなだろう?! などと、既にチャレンジ精神が黙っていられなくなりそうな予感が・・・。果たしてどんなレポートになるやら・・・いやレポートになるのかなぁ?と、疑問文を投げかけておきます・・・か。

[update:2003/03/12]

今年のR2-1は・・・
スタッフに見守られて
R7が見守る中・・・出番です
R1までのルーツ
Nanba追っかけ・・・
Nanba語る・・・
Nakatomi
Nakatomi & YSP Girl's
Nakatomi & YZF-R1.JPG
'03 YZF-R1 スタンバイ
Nanba

難波恭司プロフィール

1963年3月8日生まれ
'81 18才で草レースを始める/'83 ノービスライセンス取得/'85 鈴鹿4h耐久レース 3位/'86 国際A級昇格 ヤマハ契約/'87 TZ250の開発テストに携わりながらレース参戦始まる/'92 ファクトリーマシン TZM250開発テストに携わる、全日本選手権 初優勝 250cc/'96 GP500マシン開発テスト携わる/'98 代役としてWGPのGP500へ年間 5戦参戦 鈴鹿では予選2位 決勝5位/'02 現在はモータースポーツ普及活動など、モーターサイクルの「伝道師」として活動中。特に今年は'07YZF-R1でレース参戦を計画中。
ライダープロフィール

中冨伸一 (なかとみ しんいち)

1978年 10月 30日(24歳)血液型 A 型
'96年: 九州選手権 GP250ccチャンピオン/'97年: 全日本選手権 国際A級GP250ccランキング15位/'98年: 全日本選手権 国際A級GP250ccランキング11位、西日本エリア選手権 GP250ccチャンピオン/'99年: 全日本選手権 国際A級GP250ccランキング4位/'00年: 全日本選手権 国際A級GP250ccチャンピオン/'01年: 全日本選手権 国際A級GP250ccランキング11位/'02年: 全日本選手権 国際A級GP250ccランキング8位