ホームプレまぐ! > 藤原広喜のエンデューロ参戦記
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ゴールデンウイーク中に東日本2DAYS EDがあり、1週間もたたないうちに、次なるレース。今年から始まるSERIRSその第1戦がこのマウントモンキースクランブルである。シリーズ戦となるこのレースには東北はもちろん、中部からもエントリーがあり、このシリーズへの期待度が伺われる。2戦目は新潟、3戦目は福島、最終戦がSUGOのAAGPだ。
土曜日に、受付、車検があるのも嬉しい。下見も出来るし、本気モードにさせる要因のひとつでもある。私はと言うと、整備に時間を要し、下見が出来なかったが、下見以外の準備は完璧なはず。でも、この下見が運命の分かれ道になるとは・・・
温泉宿に泊り、しっかり疲れを取り、いざレース!!
午前中はFUN RIDE。初心者向けの2時間レース。1時間のインターバルを置いて我々のOPEN RIDEが行なわれる。怪しい天候だが、午前中は何とか曇りでもってくれた。今日の天気予報は雨なのである。
この会場、チーズナッツパークは、駐車場に聳え立つ、猿山?が名物で、30mはあろう壁登り。真直角に近いオーバーハング気味の壁である。それをクリアするともっと大変な壁も待っているのだ。どちらも迂回路があるものの、あまりの盛り上がりに、迂回できないのが現状である。迂回するほうが勇気がいるのだ。勇気と言うより、後で何を言われるのか分からないから、アタックするしかないのだ。もちろんココは、午後のオープンライドだけなのですが・・・そんな名物や、ウッズの急斜面の下りなど。正確には落ちるなのだが、それも幾所も。そんな名物箇所も、駐車場から歩いて行ける範囲に用意してある為、見るのも面白く設定してあるのも、このマウントモンキーの特徴でもある。

スタート

1列ごとの時間差スタート。AAクラスは15名の参加で、最前列でスタートである。グリットは、抽選で私は3番。イン側から3番目のポジションが与えられた。
フラックが振られスタート。昨年のAAGPに引き続き1コーナーでクラッシュしそうになるが、真中ぐらいでクリアしたようだ。埃で前が見えず上手く走れないが、それでもなんとか、1人1人抜いて行く。スタートしてすぐはMXコースを使用し、EDらしいレイアウトに変更してあり、途中狭いコーナーで、目の前で転倒したライダーに引っ掛かり、またまた順位を落とし少し焦る。ライダーを抜くのはこのMXコースぐらいで、山に入ると狭いらしいので、ここで少し踏ん張ってみる。上位のライダーは、下見をした三橋君やユータロウなので、やばいかな? 彼らの後ろを走れれば、いいラインを教えてくれるのにな〜。その下見組と私の間にはまだ数人居り、抜くに抜けず、視界から消えていく。作戦失敗?である。
Photoそれでも1周目が終了し、トップから1分差程度で済み、その周のMXコース内で3位になった。2周目からは急坂下り手前で躊躇渋滞が起きており、ライン取りを間違えると、大きく順位を落としてしまう。私は、そのライン取りを間違えてしまう。ことごとく、スカ。はずれ〜のライン取りをしてしまったらしい。せっかく抜いたライダーに、ここでまた抜かれてしまう。非常に精神的に参ってしまうパターンだ。そして山から出てきては、みんなを追い抜き、その繰り返しである。1時間経過後、一時トップ?になるが、またここで抜かれ、焦りが出たのか、躊躇渋滞を無理やり突破作戦に出て、ラジエターにジャブを何度も入れられ、最終的にストレートパンチを喰らい、ノックアウト!!
ラジエターねじれゆがみ、熱湯が噴出し万事休す。ピットインした時点ではまだ3位だったが、応急処置するも治らず。完走率100%の私も復帰できなかった。何年振りのリタイヤだろう?なんとも後悔しか残らず、面白くない物ですね、リタイヤって。"あ〜っ、も〜っ"
特に今回は、いつもの調子で、序盤は体が動かず、1時間経過ぐらいから体が動き出し、攻めの走りが出来つつある。これから勝負!!と言う時だったので、非常に残念でなりません。でも少しずつ昨年並みの調子に戻りつつあるので、いい感じな事はいい感じなのだが、気持ちを入れ換えて、木古内に挑もう!!
とにかくここ2戦、東日本2DAYSと、マウントモンキーは、自分の悪いところばかり出たレースだった。そして焦る。まだまだ青いなって思うね。ベテランらしからぬレースだった。次回は本番の?全日本的ED。木古内!!いつもの落着いた走りに徹することを誓おう。ではまた!!

藤原広喜プロフィール

1962年1月29日生まれ
岩手県一関市出身。'78 高校1年の時にミニエンデューロに初出場で初優勝!トライアルでジュニアに昇格/'82 にモトクロスデビュー/'83 全日本で2回優勝しノービスクラス東北チャンピオン/'84 全日本で2回優勝しジュニアクラス東北チャンピオン/'85〜'90 5年間で国際B級として東北チャンピオンを3回獲得。この間出身地に近い藤沢スポーツランド設立に協力/'91 国際A級昇格。エンデューロに初参加し「日高2Day'sエンデューロ」3位入賞/'93年からヤマハと契約し「日高2Day'sエンデューロ」で優勝。USA BAJA1000に出場するも残念ながらケガの為リタイヤ。しかしロサンゼルスで楽しい入院生活を送る。他にもエンデューロスクール、マーシャル、デモンストレーション等で活躍しながら、ヤマハ発動機販売(株)の普及活動、ライディングスクール藤沢スポーツランドの運営に協力/'95 「ISDE(インターナショナル6Day'sエンデューロ)ポーランド大会」に初出場し175クラス95位で完走/'96 「ISDEフィンランド大会」に出場し昨年同様日本人2名完走、125クラス46位でシルバーメダルを獲得。またアメリカ・ネバダ州で開催された「ペガスTOリノ」では5位入賞を果たす。/'97年、「ISDEイタリア大会」に出場し、125クラス86位でシルバーメダルを獲得/'98 WR400Fの普及の為、(株)プレストコーポレーション及びヤマハとライダー契約を結ぶ/'00 「ISDEスペイン大会」に出場、175クラス65位でシルバーメダルを獲得/'01からはWR250Fの普及の為(株)プレストコーポレーションと契約。またスポーツランドSUGOのオフロード部門に社員として在籍しSUGO 2Day's ENDURO などの運営に携わる/'06 初の日本代表チームとして「ISDEニュージランド大会」に出場、22カ国中15位、個人としてE1クラスで63位シルバーメダルを獲得