ホームプレまぐ! > 藤原広喜のエンデューロ参戦記
プレストコーポレーション SUGO 2DAYS ENDUROが何とか無事終了し、やっとライダーに専念できる。主催責任からの解放で、“ほっ"とするやら、疲れが“どっと"でるやら・・・少し小休止。とは言うものの、なんやらかんやらで、忙しい日々が続いている。
SUGO 2DAYS EDは天気が良すぎて難易度が下がったが今回も晴れのようで、コース設定が気になるところだ。事前の情報では、「今までのコースのイメージは無いよ」とのこと。とにかく楽しみだ。 マシンは3月のSUGOチャレンジEDで慣らしが?終わっているので、軽く定義SPにサスペンションの減衰力を変更。(あとで説明)マフラー、ハンドル、ハンドルガード、ステップを変更し、レースに備える。
このレースは、1日200分(3時間20分)で、200分を過ぎてからトップが戻ったところでチェッカーとなる。ラップ30分位なのでタイミングが悪いと、4時間近く走らなければならない。昔は4時間が主流で、4時間なんてど〜ってこと無かったのだが、3時間に馴れた私にとっては、結構キツイ感がある。 ここのコースはハイスピード系で、休みどころがなかなか無いので、キビシ〜コースなのである。いつもより長いレース時間はコタエルノデアル。メンバーも昨年優勝の鈴木監督はじめこのコースのスペシャリストの石井さんなどなど、今年もまた、初めからハイペース展開になりそうだ。

レース初日

ライダーズミーティングで、どよめきながらコース内の難所部分の説明があり、天候に恵まれてもスタックポイントがあるとのこと。それから定義名物のロングウッズもさらに長くなり、今年も健在とのこと。毎年このウッズで手がハンドルと木に挟まり、何度指がチギレそうになったことか。今回は重くなって嫌なのだが、何年振りかでハンドルガードを取り付け、準備は完璧。
スタート
約160台の一斉スタート!! Aクラスは最前列に並んでいる。10時の時報とともにフラッグが下ろされ、200分の長丁場のレースが始まった。昨年は2日間ともホールショットを取った験のいいコース。埃が酷そうなので、今年もホールショット狙いだ!!
丘を駆け上がり、ギャップのストレートを抜け、トップで3コーナーを廻り、煙幕作戦開始だ。埃が酷い日はスタート勝負的なところがあるので、少し楽なレース展開となりそうだ。でも後を振り返ると、鈴木監督、石井さんがピッタリマークしている。思いのほか腕あがりも無く、そのままのペースで突き進む!!難所P?を難なくクリア。するつもりが、見た瞬間に、フロントが思ったより柔らかい泥路面に突き刺さり、あえなく前方1回転。新品のウエアーをドライコンディションなのにドロドロに。鈴木石井組に抜かれ、3位に。すぐに追いつきピッタリマークしての走行。新たなるコースに戸惑いながら、転んでは順位を入れ替え、ギャラリーは大盛り上がり。こっちは必死。
そんな展開で2〜3周。途中鈴木監督がおお嵌りで大きくタイムロス。石井さんもプチスタック。リードを広げるものの、なぜがエンジンが吹けない状態が続く。(ゴール後わかった事だが、エアクリーナーカバーのピンが抜け落ち、エアクリーナーに泥水が入り込んだのが原因らしい。)ラスト2周は、エンジンがブホブホふけないまま、だましだましの走行になり、せっかく離した、監督や石井さんにも抜かれ、3位で初日ゴール。でもトップから数十秒遅れ、石井さんからも20秒程の遅れで済み、明日が勝負だ。まずはマシンチェックと整備だ。それに明日は雨らしい。

2日目

昨日の不調の原因は全て修理し、タイヤも雨用に交換。マシンは完璧だが、例年通りキンニクツウデ、カラダガロボット化している。
スタート
なぜか今回もホールショット!!雨がパラつき、埃は殆ど出ず、少し滑るところがある程度のベストコンディション。昨日のスタックポイントは全てカットで、レイアウトもかなり変更しているとの、ライダーズミーティングで話があった通り、今日は完全にスピード勝負になりそうだ。
新なウッズまではトップをキープしたものの、右も左も分からないウッズでミスコース寸止め。慌ててラインを変えるが、その間に昨日同様2台に抜かれる。復帰し、追いつこうとするが、隠れた倒木で、すっ転び、(転倒と言うより、すっ転んだと言った感じ)その後一人旅。1周目で1分以上の差をつけられ、なんとか挽回しようとするが、またしてもウッズで転倒。
昨日からの疲れで、マシンコントロールが遅いようだ。何度も転倒しているうち、益々疲れてもう、ヘロヘロ状態。まるでマシンに人形を乗せ木に激突させた感じで、何にも出来ずに脱力状態で、すっ転びまくる。あ〜もうやだ!!そんなことを繰り返し、みんなの応援に応えられずにゴールとなった。
とにかく疲れた。あ〜疲れた。日頃の疲れも抜けないままのレースでもあったので、仕方ない事なのか?何とかしたいものです。サラリーマンはみんなそうなのかな?? 来週もレースがあるので、疲れをしっかりとって挑みたいと思っております。
結局 昨年と変わらず指定席の総合3位。

マシンについて 定義SP仕様

'04になって強いサスペンションになったので、定義特有のハイスピードギャップにも、ノーマルで充分。充分と言うよりベストと思えた。ちなみに減衰力セッティングは、下記通り。
フロント減衰力圧側:最弱から5段目
伸側:最弱から7段目
リア減衰力圧側:最強から5段目
伸側:最弱から10段目
かなりふわふわのセッティングで、戻りを速くした細かいギャップに対応できるセッティングにしている。
今回の変更点は、サスペンションの減衰力調整のみで、以外の変更点なし。

藤原広喜プロフィール

1962年1月29日生まれ
岩手県一関市出身。'78 高校1年の時にミニエンデューロに初出場で初優勝!トライアルでジュニアに昇格/'82 にモトクロスデビュー/'83 全日本で2回優勝しノービスクラス東北チャンピオン/'84 全日本で2回優勝しジュニアクラス東北チャンピオン/'85〜'90 5年間で国際B級として東北チャンピオンを3回獲得。この間出身地に近い藤沢スポーツランド設立に協力/'91 国際A級昇格。エンデューロに初参加し「日高2Day'sエンデューロ」3位入賞/'93年からヤマハと契約し「日高2Day'sエンデューロ」で優勝。USA BAJA1000に出場するも残念ながらケガの為リタイヤ。しかしロサンゼルスで楽しい入院生活を送る。他にもエンデューロスクール、マーシャル、デモンストレーション等で活躍しながら、ヤマハ発動機販売(株)の普及活動、ライディングスクール藤沢スポーツランドの運営に協力/'95 「ISDE(インターナショナル6Day'sエンデューロ)ポーランド大会」に初出場し175クラス95位で完走/'96 「ISDEフィンランド大会」に出場し昨年同様日本人2名完走、125クラス46位でシルバーメダルを獲得。またアメリカ・ネバダ州で開催された「ペガスTOリノ」では5位入賞を果たす。/'97年、「ISDEイタリア大会」に出場し、125クラス86位でシルバーメダルを獲得/'98 WR400Fの普及の為、(株)プレストコーポレーション及びヤマハとライダー契約を結ぶ/'00 「ISDEスペイン大会」に出場、175クラス65位でシルバーメダルを獲得/'01からはWR250Fの普及の為(株)プレストコーポレーションと契約。またスポーツランドSUGOのオフロード部門に社員として在籍しSUGO 2Day's ENDURO などの運営に携わる/'06 初の日本代表チームとして「ISDEニュージランド大会」に出場、22カ国中15位、個人としてE1クラスで63位シルバーメダルを獲得