ホームプレまぐ! > 藤原広喜のエンデューロ参戦記

慣らしがてら?

昨年の第1戦は、SUGO 2DAYS ED後に開催されたが、2DAYSの日程と入れ替えた為、このチャレンジEDが3月に、プレストコーポレーションSUGO 2DAYS EDが4月に開催されることになった。(2DAYSはヨーロッパスタイルのタイムキーピング制ということがあって、雪とかで運営が難しくなる為、日程交換した)この2DAYS EDのコース開拓で、既に来ていた‘04マシンに乗る暇も無く、ぶっつけ本番?慣らしがてら、参加してみた。 前日土曜日が、いつもコース造りとなる。コースを造るのは、エンデューロ部会と言うクラブがあり、その部会のメンバー7〜8人と施設から私が立ち会う(立ち会うって言うより先導してる?)形で7〜8Kmの距離で毎回違った飽きないコースを造っている。この時期は、草刈など必要なく、少し早めに作業が終わったので、ちょいとMXコースを数周して、サスペンションのセッティングを軽く行い、明日に備えた。“明日は慣らしだ!"と、自分に言い聞かせる。

当日、ライダーズブリーフィングを私が行い、それが終わったら、ライダーに変身。 ライダーはお気楽で良いな(主催者と比べて)などと、ノンビリ午前中を過ごす。メインレースの3時間EDは11時ごろスタートなのだ。今回のEDは、初めにキッズレース10分プラス1周ヒート1が行われ、次に90分のビギナーズED,その後キッズヒート2.それから3時間レースが始まるのだ。

愈々レース!!

この3時間レースは90台ほどのエントリーがあり、私は最終組。一列4台×人数になるから23列目?のスタートとなった。慣らし、慣らしと言い聞かせ走り始める。そんな走りでも、半周もすると、トップ集団に追いついてしまった。1周目はマーシャルが先導するのだが、そのマーシャルがスタック!!その間にトップになってしまい、私がマーシャル代わりに後ろを気にしつつ、距離を見ながら1周した。慣らしなのにね。トップだよ。トップ。マシンの低中速がかなり出てる。MXライダーのステファン エバーツ仕様にでもなったのか??まさにそんな感じのエンジンに変わっている。「あ〜いい感じ!!」“今年は楽できそ〜!" それで、流して走っても、いいタイムが出ちゃってんだね。納得!!それに伴い、サスペンションも昨年は、フロントのツッパリ感で悩まされたが、解消され、フロントもリアも中間で腰のある感じに仕上がって、MXコースもかなり攻められる(ジャンプやフープスなど)サスペンションに改良されている。ヨーロッパのEDも、テスト主体(MXテストの割合が多くなってきている)になってきたので、それに合わせたセッティングになったのではないかと推測される。ほとんどセッティング無のマシンで“良い"と思ったのは、‘01以来かな?
'04WR250Fは私好みのマシンに仕上がっていた。あ〜楽し〜!!と、言う間にゴールで、あっさり勝っちゃいました。新型マシンに満足したので、プレストコーポレーション SUGO 2DAYS ENDURO開催に向けて、主催者的準備に専念しよ〜っと。
2DEは晴れるといいな〜。

'04 WR250Fについて

エンジン
何もいじっていない状態で、トルクアップしている。'03でトムスチタンマフラー仕様のマシンと比較しても、'04ノーマルマフラー試用の方がよく走ります。(これにYZマフラーやトムスチタンを入れたらもっと走るでしょう)もう変わらないだろうと思ってしまうぐらい完成されていたマシンなのに、こんなに変わっているなんて、どーなってんだろう?ヤマハって凄いね。

サスペンション
エンジンが変わると、サスペンションを変更しなくても変わった感じに感じるのだが、しっかり変更されている。初期が柔らかく、中間で腰があり、EDでは今までどおりの走りが出来、MXコースでは今までよりも攻められるショックに変身している。"ショック" 昨年はYZのサスペンションをいじってみたり、苦労させられたが、今年のモデルは、ノーマルでの調整だけで満足できそうですね。

軽量化
エキパイがチタンになり、なにより嬉しいのが、サイドスタンドのアルミ化と、外車並みの跳ね上げ式になったことかな。

あとがき
レースをするにあたって、これからいじるとすれば、マフラーぐらいしかないでしょう。
完成されたマシンが、更に完成された、文句無しのマシンに仕上がっている。
満足度100%のマシンで、これからのレースが楽しみです。次回は東日本2DAYS EDです。

藤原広喜プロフィール

1962年1月29日生まれ
岩手県一関市出身。'78 高校1年の時にミニエンデューロに初出場で初優勝!トライアルでジュニアに昇格/'82 にモトクロスデビュー/'83 全日本で2回優勝しノービスクラス東北チャンピオン/'84 全日本で2回優勝しジュニアクラス東北チャンピオン/'85〜'90 5年間で国際B級として東北チャンピオンを3回獲得。この間出身地に近い藤沢スポーツランド設立に協力/'91 国際A級昇格。エンデューロに初参加し「日高2Day'sエンデューロ」3位入賞/'93年からヤマハと契約し「日高2Day'sエンデューロ」で優勝。USA BAJA1000に出場するも残念ながらケガの為リタイヤ。しかしロサンゼルスで楽しい入院生活を送る。他にもエンデューロスクール、マーシャル、デモンストレーション等で活躍しながら、ヤマハ発動機販売(株)の普及活動、ライディングスクール藤沢スポーツランドの運営に協力/'95 「ISDE(インターナショナル6Day'sエンデューロ)ポーランド大会」に初出場し175クラス95位で完走/'96 「ISDEフィンランド大会」に出場し昨年同様日本人2名完走、125クラス46位でシルバーメダルを獲得。またアメリカ・ネバダ州で開催された「ペガスTOリノ」では5位入賞を果たす。/'97年、「ISDEイタリア大会」に出場し、125クラス86位でシルバーメダルを獲得/'98 WR400Fの普及の為、(株)プレストコーポレーション及びヤマハとライダー契約を結ぶ/'00 「ISDEスペイン大会」に出場、175クラス65位でシルバーメダルを獲得/'01からはWR250Fの普及の為(株)プレストコーポレーションと契約。またスポーツランドSUGOのオフロード部門に社員として在籍しSUGO 2Day's ENDURO などの運営に携わる/'06 初の日本代表チームとして「ISDEニュージランド大会」に出場、22カ国中15位、個人としてE1クラスで63位シルバーメダルを獲得