ホームプレまぐ! > 藤原広喜のエンデューロ参戦記

3年連続 総合優勝!

4年連続の参加になるこのレース、3年前は集中豪雨で川が増水し、コースがショートカットされるなど散々なレースだったが、一昨年、昨年は天候にも恵まれ連続優勝を獲得している。
今年も一周約10Kmのフルコースでレースが行われたが、前日の大雨で川が増水しており水没者が半数以上と、近年にない、かなりハードなサバイバルレースとなった。
184台225人のエントリーのうち山形を中心に秋田、宮城の三県で、ほぼ7割を占めているのは大きな特徴と言えるだろう。
土曜日開催の原付レースの方はエントリーが80台122人、その9割が地元参加となっていて、県民にかなり浸透している様子。これは10年の歴史や、テレビ放映によって地域に受け入れられたレースとなっている証拠だろう。
ただ最近はバイク関連の雑誌に、エンデューロ自体が取り上げられない事が多いので、隣県以外の参加者が少ないのは残念なところだ。これは昨年とも変わらない状況である。
ホンダ系の大会なので、メーカー別でもホンダが多いのは致し方なかろう。さらにホンダ車でもそれも4ストXRが多く、趣味で楽しむといったライダーが多い様に感じられた。しかし年々輸入車、レーサーが増えてきており、レース指向のこれまでのとは全く別のライダーも増えつつある様だ。
それにしても原チャリからエンデューロまで、年齢層が幅広いのには驚かされる。また最近の傾向として距離が短いレースは敬遠され、長ければ長いほど人気があるのも面白い。
面白いと云えばこのレース、レース中ばに30分の「ふれあいタイム」というものがある。要するに休憩なのだが、真夏のレースならではの面白いルールと言えるだろう。
さてレースはローリングスタートでまず1周するが、この間にも水没者が発生!今回はこの水没が大きな勝敗の分かれ目となっていくことになる。
というのも、上位入賞の常連も水没のアクシデントで次々に脱落してしまい、かなり楽な展開でレースをこなし2時間を経過、2位と5分以上の差を付けてふれあいタイムに入る。
30分のふれあいを堪能(?)し、再スタート。ここからは5分の貯金を使い切る位のペースで川の難所を慎重にクリアしていく作戦で走り、最終的には2位に1ラップの差を付けブッチギリ、3年連続優勝!
連続優勝していたこともあって、山形テレビの取材がレース前から始まり、表彰後までみっちりと入る。ホンダ系のイベントながら、これはヤマハの宣伝の様な番組になると思い、ヤマハ車のサポートを受ける身としてはやはり嬉しい。ちなみにこのレースの模様は、山形テレビで30分から1時間の番組として放送されることになっている。

WR250Fレースインプレッション

今回からタイヤをBSからミシュランに変えたのだが、とても良くグリップし、楽に走れた。
経費がかさむもののこの性能は捨てがたく、これからも輸入タイヤで出場しようと考えている。
今回のWR250Fは、タンク、シートがYZ用である以外には特に仕様の変更はおこなっていない。また準備していった電動ファンは結局使用しなかった。
なおマフラーはノーマルを使用したが、実は今回チタンマフラーを購入してあったのだが、騒音規制にひっかかって使用する事ができなかったのである。現在改造している最中なので、次回のレースでは試してみたいと考えている。

藤原広喜プロフィール

1962年1月29日生まれ
岩手県一関市出身。'78 高校1年の時にミニエンデューロに初出場で初優勝!トライアルでジュニアに昇格/'82 にモトクロスデビュー/'83 全日本で2回優勝しノービスクラス東北チャンピオン/'84 全日本で2回優勝しジュニアクラス東北チャンピオン/'85〜'90 5年間で国際B級として東北チャンピオンを3回獲得。この間出身地に近い藤沢スポーツランド設立に協力/'91 国際A級昇格。エンデューロに初参加し「日高2Day'sエンデューロ」3位入賞/'93年からヤマハと契約し「日高2Day'sエンデューロ」で優勝。USA BAJA1000に出場するも残念ながらケガの為リタイヤ。しかしロサンゼルスで楽しい入院生活を送る。他にもエンデューロスクール、マーシャル、デモンストレーション等で活躍しながら、ヤマハ発動機販売(株)の普及活動、ライディングスクール藤沢スポーツランドの運営に協力/'95 「ISDE(インターナショナル6Day'sエンデューロ)ポーランド大会」に初出場し175クラス95位で完走/'96 「ISDEフィンランド大会」に出場し昨年同様日本人2名完走、125クラス46位でシルバーメダルを獲得。またアメリカ・ネバダ州で開催された「ペガスTOリノ」では5位入賞を果たす。/'97年、「ISDEイタリア大会」に出場し、125クラス86位でシルバーメダルを獲得/'98 WR400Fの普及の為、(株)プレストコーポレーション及びヤマハとライダー契約を結ぶ/'00 「ISDEスペイン大会」に出場、175クラス65位でシルバーメダルを獲得/'01からはWR250Fの普及の為(株)プレストコーポレーションと契約。またスポーツランドSUGOのオフロード部門に社員として在籍しSUGO 2Day's ENDURO などの運営に携わる/'06 初の日本代表チームとして「ISDEニュージランド大会」に出場、22カ国中15位、個人としてE1クラスで63位シルバーメダルを獲得