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箱根で開催されたCafé de PRESTOに行ってみた。
箱根にあって全国的にも有名な観光有料道路「TOYO TIRESターンパイク」。登り切った所にあるビューラウンジ(旧名大観山ドライブイン)の駐車場でプレストモデルオーナーをはじめ、バイク仲間の交流の場所として1日限りでオープンする『Café de PRESTO』に、ツーリングがてら行ってきました。

[弓削 時保:2011.9.27]
TOYO TIRESビューラウンジ、すぐ下にPRESTOのテントが。

怪しい天候に強い味方で出発を決意

各地に大きな爪痕を残し、東京にも直撃して交通に大きな影響が出た台風15号が通り過ぎた23日、台風一過のすっきりした秋晴れかと思いきや、前日には雨も降り出す始末で当日朝の空模様もバイクでの出発がためらわれるくらいの雲の厚さ。
こういう時には気象庁のアメダスなどで気象情報を調べるのだが、東京の場合「東京都下水道局」がレーダーと地上の雨量計によって5分ごとの都心部で250m×250m、埼玉、神奈川、千葉の周辺各県で500m×500mの範囲での降雨量が表示される「東京アメッシュ」が、より詳細な降雨状況が分かって非常に便利である。
ゲリラ豪雨も捕捉出来るので、スマートフォンを使えばバイクの乗っていても狭い範囲で集中的に降る雨を回避しながら走ることもできるし、2時間前からの降雨の変化も見られるのでこれからの雨の範囲の予測もしやすいのだ。
この東京アメッシュによると雨が降っているエリアは箱根の北側と南側に分かれていて、それぞれ東北東に移動していることからうまい具合に掛かって来なさそう。目的地は山の上で天候は変わりやすいけれど…、これなら大丈夫だろう!と意を決して9時過ぎに出発することにする。
しかしこの日は3連休の初日、取材の仕事とは言え家人からは大顰蹙である。家族に顰蹙、はCafé de PRESTOに到着して別の形でも知ることになるのだが、それはまた後で。
住まいは練馬なので首都高速5号線からC2を経て3号線に入り東名高速、小田原厚木有料道路と自動車専用道路を繋いで行く。以前は竹橋JCTまで出てC1経由で慢性的な渋滞だったから、C2が出来て静岡方面はホント楽になったよな〜、と思いながら走っていると、何と西新宿JCTを過ぎたあたりからベッタリと渋滞になってしまった。どうやら連休初日の渋滞と、横浜町田IC付近での事故が原因の様である。
しばらくは我慢して渋滞の流れに従っていたが、一向に動かない上にトンネル内の温度が急上昇。排気ガスも換気はされているもののこもり気味で、ハコの中にいる四輪と違って二輪にとってダメージが大きい。本気で気分が悪くなって来たため、やむを得ず他のバイクと共にソロソロとすり抜けを開始、大橋JCTのループを登り切って外に出た時には心底ホッとした。
東名高速に入ってからも渋滞は続き「こりゃ間に合わなくなるんじゃ」と焦り始めた大和トンネル付近でようやく渋滞が解消、何とか流れを取り戻しスムースに動ける様になった。
左:出発の準備中。潔く雨具不持参。降らない前提でGO! 右:あっと云う間に厚木IC、に見えるが途中の渋滞には参った。空模様もまだ怪しい。
小田原厚木有料道路も快調に流れている。このルートは箱根を含んで料金所が多く(有料道路だから)、しかもしばしば覆面パトカーによる取り締まりが実施されているため、金を毟り取られるという意味で「山賊道路」などと悪口を言っていたが、今回もスピードは控えめにして流れに乗って行く。
考えてみれば近年家族が増えたりして動くときはほぼ家族単位、バイクで独りで出かけるのも1年ぶり、ましてやターンパイクなんて情けないことに何年ぶりだか思い出せないくらいだ。
それでも料金所を通過し急な坂道を駆け上がって最初の左コーナー、でかつての記憶がちゃんと蘇るから面白い。ひっちゃきになって走っていた当時とは違って余裕を持って走ってもそこは最新鋭モデルFazer8 ABS、シャープなハンドリングと抜群の安定感で気持ちよくコーナーを重ねて行くことが出来る。
緩い左カーブを抜けると正面に鉄塔とTOYO TIRESビューラウンジの姿が見えて来た。
左:Café de PRESTO全景。 右:レッドブル・カーが目立っていてかわいい。

プレスト車大集合

結局会場である駐車場に到着したのは昼の少し前、渋滞のおかげで3時間近くかかってちょうとオープン時間のちょうど半ばとなった。さて目印のテントは何処?と見ると、ビューラウンジに上がる階段下にプレストのロゴの入ったテントと大きなレッドブルの缶を背負ったminiが停まっている。そしてその周辺にはXJ6シリーズやFZ8シリーズ、XT1200Z SuperTénéréがたくさん駐車していて、これは壮観だ。
左:XJ6シリーズにFZ6Fazer S2とミドルクラスが並ぶ 右:こちらはXT1200Z SuperTénéréのグループ。1台懐かしいXTZ750 SuperTénéréの姿も。
「な〜によ、遅いじゃ〜ん(笑)」と笑いながら出迎えてくれたのは、プレストホームページでは足つきリポートでお馴染みのS田さん、それにK藤さんとI田さんの3人がそろいのショッキングピンクのポロシャツで来場された方たちの応接をしていた。
聞けば10時スタートのCafé de PRESTOだが、9時前からオープンを待つ人が現れたとか。機材輸送担当で9:00に四輪で到着したK藤さんは、途中西湘バイパスの渋滞につかまり「間に合わなくなるんじゃないかと気が気じゃありませんでした」と云っていたから、設営を始める前からということだ。確かにかつては「朝練」とか云って空いている早朝を狙って走りに来たりした事もあったが、そういうライダーの方は今も変わらずいるということなのかも知れない。
左:今回は比較的少なかったクルーザー系、これはXV1900A。 右:これはまたレアなBT1100。'06モデルかな?
「ちょっと前まではFZ8シリーズのグループが17〜18台かなぁ、来ていたんですよ」とはカスタマイズされたFZ8に乗って来たI田さん。このFZ8は展示用としてテント前に並べられ、自由に跨がれる様になっていた。私が借りて乗って来たFazer8 ABSも、遅ればせながら一緒に並べてディスプレィすると白と青のボディーカラーのコントラストが良く映える。さらにS田さん私物のXV1900CUも控えているので、なかなかの眺めだ。
しかし何といっても興味深いのは来場された各マシンである。ネイキッドのXJ6に取り付けたコンパクトなスクリーン、XT1200Z SuperTénéréのプロテクターや補助ライト、ドライブレコーダーなど、各人の趣味や工夫が垣間見られて興味深い事この上ない。
左:汎用ミニカウルをフィッティング。専用品みたいな仕上がり。 右:SuperTénéréライト下にあるのはドライブレコーダー。ステーも各々工夫が素晴らしい。

ところでレッドブルは…

今回のCafé de PRESTOの開催に協力頂いているのが、このTOYO TIRESターンパイクとビューラウンジを運営する箱根ターンパイク株式会社(以下ターンパイクさん)とレッドブル・ジャパン株式会社(以下レッドブルさん)だ。
こうしたイベントをやりたいとターンパイクさんに相談したところ、「いいですよ〜」とテントを設置するパーキングスペースをお借りすることができ、レッドブルさんもタイアップでの参加を快諾。大きなレッドブルの缶を背負ったminiでやって来た2名のキャンペーンガールが来場者にレッドブル185ml缶と小冊子を無料配布サービスを行なっているのだ。
左:最後まで元気一杯だったレッドブルの2人。 右:かわいいレッドブル・カーとXV1900CUのツーショット。
プレストテントでもドリンクサービスのほか、車両の展示(FZ8のカスタムモデル)と今回の企画のために新たにデザインしたステッカー(女子専用もあり)の配布も行なっている。