![]() 到着して愕然とする![]() 本部前に到着。
結局スタートから10分ほど遅れて2008 SUGO“24hours”Enjoyment in Raceが行なわれているマルチコースに到着。マルチコースは全長1,050m、本コースの110Rからシケイン、ホームストレートに駆け登って行く最終コーナーの内側にある、カートやミニバイクレースが行なわれるコースだ。
既に様々なミニバイクが全周に散らばり、所狭しと走り回っている状態だ。
難波さんに挨拶をして車検場を兼ねた事務局に荷物を置かせて頂き、カメラを持ってコースに行こうとした時に大変な事に気づいた。 持って来た荷物の中に、バッグ上部に括りつけてあったはずの小さいポーチがない。ここには洗面道具のほか、タオルや折り畳み傘、簡易カッパなど、バイクを降りてからの雨対策品が入れてあったのだ。どうやら走行中に何処かで落としてしまったらしい。
このポーチがないということは、カメラを含めてズブ濡れで取材をやらなければならないということだ。これは相当まずい。デジタル一眼は去年の伊那の時に、あろうことかキヤノンのプロサービスで借りて来たEOS-5を雨に濡らして壊している。今回は自前のD1Xだが防水機能などなく、取材出来ている他のプレスカメラマンもカメラをタオルをかぶせ、頻繁に拭いて浸水から守っている状況なのだ。むき出しでカメラを持ち歩いたりしたら一発でアウトだ。
動転しながらもタンクバックの中を探すと、1本だけ温泉でくれる様な安っぽいタオルが出て来た。良かった、1本だけでは自分の顔を拭くことも出来ないが、とにかくこれで何とか凌ぐしかない。
![]() 左:到着直後。当たり前だがバイクで来ている人は皆無であった。 右:奥にいる難波さん発見。
雨のレースが始まっていたまずは雨のあたらないピットロード前に行ってみる。ストレートを駆け抜け、インフィールドのコーナーを攻めるミニバイクは、しかし一部を除いて全般にゆっくりだ。もちろんウェットコンディションだから滑りやすいのは当然だが、その割に何台かやたらと速いのがいるのはどういう訳だ??
でもこの雨はまずどう見たって明日まで止むことはない雨だ。とっとと交換してしまった方が良い様な気がするのだが…。
それにしてもレインタイヤを履いているというマシンたち、良く良く見ればヒザを擦らんばかりにしてコーナーを走っているではないか。レース専用のミニバイク用レインタイヤ、というものの存在は知っていたけれど、こんなにグリップするものだとは思わなかった。凄過ぎる。
![]() 左:凄い勢いで突っ込んでいっているのだが… 右:ちょっと引いてみるとその先は水たまり。あり得ないと思った。
個性的なマシンとチームの紹介この時点でトップはゼッケン1の「キャミ宮殿☆我夢超大☆POINT-ZERO」のXR100モタード、それを追うのがゼッケン7「クレイジーマウンテン&PJ1」のTT-R125、「スズカワークス&ライトスタッフ」のゼッケン4「スーパーウサギさんチーム」とゼッケン4の「スーパーカメさんチーム」それぞれのCRF100がそれに続き、ゼッケン8の「グッピー三枚下し」のスズキDF125Eがさらにそれらを追う展開となっていた。
トップの「キャミ宮殿☆我夢超大☆POINT-ZERO」、この時走っていたのは11歳、小学6年生という岩本匠生選手。軽い体重のせいもあるのか常に安定した鋭いコーナーリングで他のマシンの間を縫う様にして走り続けている。
2番手の「クレイジーマウンテン&PJ1」は去年、独走していながら最後の30分で痛恨のガス欠を喫していたそうで雪辱を期して猛然と追い続けている。
![]() 左:オーバーテイクしまくって走るキャミ宮殿XR100。 右:前を走るクレイジーMT&PJ1を周回遅れにする勢い。
「スズカワークス&ライトスタッフ」の2台のCRF100はオリジナルだと言うタンクカバーやRS125タイプのシートカウルなど、正統派なモデファイで虎視眈々と上位を伺っている感じだ。
5番手の「グッピー三枚下し」のスズキDF125はフルサイズのトレール125で、良くは知らないが多分輸出向けに200ccくらいのバリエーションがあるのではないかと思う。ApeやTT-R125などのミニバイクの中にあって妙に大柄に見えるが、これがまたモタードスタイルでやたらと速いものだから違和感が凄くて面白い。後で給油でピットインした際に車体良く見てみたが、ホイールやブレーキ廻りをかなりキッチリと作り込んでいてエンジンなんかツインプラグ化されている!序盤に転倒やトラブルがあって遅れてしまっていたらしくこちらもトップを猛追中。 速い上位陣以外にも面白そうなマシンは数々ある。まずダントツに遅いゼッケン81「釧公大じゅんれーしんぐftまるく」は釧路公立大学でツーリングサークルに所属していたOBによるチーム。あまりに遅いのでどっか壊れているか何かかと思っていたら、何と50ccのドノーマルApeで走っていたのだった。でも遅くても淡々と走り続けている。燃費的にも有利だと思うのでこれはこれで面白い。
ゼッケン11の「ナイトライフ」TT-R125は普段オフロードコースでばかり走らせているマシンをタイヤ交換して持ち込んだ。ライダーは何と全員現役の東京の消防士とのこと。チーム名は「ナイトライフ≒夜の生活≒水商売≒消防士(水を使うから)」というひねるにも程がある由来だった。
ゼッケン37「みのわとゆかいな仲間たちB」が駆るのはプラジルなどで生産・販売されているYBR125だ。エンジンはTT-R125と基本構造は共通の様で、シングルらしい低音のエキゾーストを轟かせて走っている。
同様にゼッケン10「SUGOI 24 Hours」は東南アジアで生産されるホンダのCBR125Rで走っている。しかしこちらはいたって静かな排気音だ。
YBR125とDF125、CBR125Rを除けば、その他はApe、XRモタード、CRF100、NSF100などのホンダ縦型エンジンを積むグループと、TT-R125がほぼ2:1の割合で占められていた。
![]() 左:消防士チーム、ナイトライフ。気合いで走る! 右:当然転倒も起こるが深刻なことにはならない。これはYSP富士吉田&ひぐらしのTT-R125。
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