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YZF-R1との日々

レース…そしてそこには落とし穴が

コースイン
レース時間には予選時より雨が強くなっていた。グリッドの最前列スタート位置はペイントだらけの最悪グリッドだった。ウォーミングラップのスタート時、「ホイールスピンが免れないだろう」と予測し、エンジン回転数を抑えてクラッチミートしたが、やはり防ぎようの無いほどルーズにホイールスピンをしてしまった。それからグリッドに付くまでの間、何か得策は無いか?いろいろ考えてみた回答は、「タイヤが2回転ほどしたところでスロットルを開ける…」という作戦。
しかし実際のスタートではタイヤ2回転が我慢できず見事にホイールスピン!やはりヨーイドン!したときにスロットルを開けるのを我慢するのは無理だった…だけど結局隣のライダー達も同様にホイールスピンしていたらしく、それほど遅れを取らなかったため何とか盛り返し、1コーナー進入でブレーキングを遅らせてトップ死守に成功。それ以降はサインボードで後続との差を確認しながら10周先のチェッカーを目指して順調に周回を重ね、後半では後続に3秒のアドバンテージを築いていました。
Number 1
レース終盤のテクニカルセクション、2台の周回遅れに対してブルーフラッグもなく、なかなか抜きあぐねたところで3秒あったアドバンテージがなくなっていました。そしてその後のメインストレート通過するときの電光掲示板が8LAPを表示していたので、「あと2周」を確認したのですが、実はそれが最終ラップに突入していたらしいのだ。通常の周回数表示は、レーススタート後減算表示となり、最終ラップに入るときには「1LAP」となるのですが、何故か?富士は周回数が加算されていく表示であり、しかもトップが通過した後に表示が変わる…こんなところにローカルルールの落とし穴があったとは。
結局その周にも周回遅れが現れ、抜きあぐねた後に最終コーナーのインから2番手にパスされてしまう。難波としては「じゃあ次の最終ラップで…」と冷静に最終コーナーを立ち上がると、黄色い点滅とチェッカーフラッグが!「えぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」。ローカルルールに惑わされ、周回数を間違えるという失態や、ブルーフラッグが振られないのは何故?という言い訳をしたりするが、簡単に言えば結果は「2位」。残念無念…。以前の現役時代同様、なかなか1番になれない境遇なのは「そういう星の下に生まれた」ものなのかも知れませんね。
それでも今年一緒にライセンスを取った仲間がストッククラスでレース参戦2戦目にして3位表彰台に立ち、それなりに収穫もあったレースでした。先日の十勝のような天気だったら更に気持ちも良かっただろうけど、初めて立った表彰台は生涯忘れない記憶に刻まれたことでしょうね。
左:戦い終わり… 右:相撲じゃなく、仲間の初表彰台を称える図

そして

いろいろ準備の段階で多くの支援も頂き、大切な仲間と真剣に楽しむことが出来て良かったです。特にここ最近の辛い出来事は始めに触れたとおり精神的に大きなダメージがあったのですが、こんな時こそ踏ん張らないと!そういう気持ちをみんなが理解してくれ、一緒にがんばれたのが本当に嬉しかったです。やっぱりレースって良いですね。モータースポーツへの携わり方は様々ですが、無理なく仲間と楽しむレーススタイルは生涯に渡って続けられるでしょうし、人生にとっても大きな感動を与えてくれる素晴らしいものだと思います。見るスポーツだけでなく、少しでも参加する側に入れれば、その感動は更に大きいものへと…今後も多くの仲間たちとモータースポーツを楽しんでいこうと思っています。それはいなくなってしまった仲間が寂しがらないためにも…
最後にもう一度、支援頂いたみんなに「ありがとう」。またいつか…。
結果は2位でした