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FZ750のブレーキをメンテナンス、の続き。
普段の仕事の忙しさとモーターショー関係で時間を使ったために、全く進んでいないFZ750のブレーキを含むフロント周りの整備。既に部品は届いているのだが、手を付けるのが微妙な状況だ。土曜日も仕事になりそうだし…、というわけで取り敢えず部品を見てみることにした。

[弓削 時保:2007.11.10]
フォトジェニックを狙ったがハズれている。

まずは懸案のブレーキの整備を。

先々週の作業中にうっかりピストンを抜いてしまい、「それならいっそ交換するか」となったフロントブレーキだが、部品は既に届いていてあとは時間のみという状況にある。
が、自宅にはコンプレッサーがないので、キャリパーを分解するにも残りのピストンの抜き取りが出来ないのだ。何故か自分の会社にはコンプレッサーがあるけれども今度は工具が足りない。となるとクルマで一時コンプレッサーを持ち帰るしか方法はなさそうだ。
早く'08モデルが入荷して専門家のインプレが届けばいいなと正直思っているのだが、いずれにしても今オフィスにいて出来そうなことは殆どなく、そうなるとこのコラムのネタがないことになってしまうので作業前の準備、としてあれこれ考えてみることにした。

ブレーキ用のパーツとして届いたのが下の写真の6点。これはR1-Z用として取り寄せたブレーキピストンのAssy.だ。中身は口径の異なる4つのピストンとゴム製のシールが8つ。R1-Zのパーツカタログは手元にないので細かいことは分からないが、1つのピストンに対してシールが2つずつ使われる構造であるようだ。またピストンを抜くにはキャリパーの締結ボルトを緩めて2つに分割する必要がある。
このほか購入したのはパッドを留めるピンとブリードスクリュー。パッドピンは動作の重要なポイントだから、若干摩滅が見られたし錆も出ていたため大事を取って交換。
一方のブリードスクリューは別に今のままでも全然問題はないのだが、良く良く年期の入ったささささ錆び具合でゴムのキャップもない。さほど高いパーツでもないだろうからこれは見た目で交換することにした。
そう、整備するなら元からボロいこのFZ750、見た目も少しずつ何とかしていかないといけない。こうした小パーツの錆は全体の雰囲気を落とすから何とかして行きたいところだ。そういう意味ではフロントブレーキだけ見てもまだまだ色々ある。
まずはキャリパーを締結しているボルト、これもサビサビ。新品にしたかったがボルトのみでは部品として出ないらしい。汎用のステンレス製ボルトに交換も考えたが、錆びないメリットはあるものの強度の点で適合しない事があるので、こうした部位にステンボルトを安直に使うことは薦められないことだ。結局元のボルトを何とかして再利用するしかなさそうだが、ボルト8本のみメッキに出すのも何だし(そんなこと言ったら全バラシしてメッキしたいネジは山ほどある)、塗装か黒染を自分でやる事になりそう。
ブレーキホースも年代物で、一応ステンメッシュのホースだが被覆は日焼けして茶色に変色しているしバンジョーなんか錆び付いているくらいだ。鉄製かよ、っていつのだこれ。今やこの手は大抵アルミだと思うのだが…とにかく相当古いと思われる。当然内部のテフロンチューブも劣化していそうだし、寿命から云っても見た目から云っても要交換だろう。
さらに根本的なところではキャリパー自体だ。銀色だが全体に薄汚れていて何かで叩いたような小さな傷もあって見栄えが悪い。せっかく分解するならフレークの入ったゴールドとか、表面を修正して思い切り派手目に塗ってみようか…。
箱から出したピストンAssy。左上はパッドピンとブリードスクリュー。

原因究明が出来ていないフロントブレーキの問題

ブレーキについては入手当初から気づいている、走っているとレバーの遊び代が変化する問題がまだ解決していない。ショップなどに尋ねても明確な回答を得られていないので普通に発生する症状ではなく、交換されているブレーキに根本的な問題があるのかも知れない。例えばローターの熱容量が全く足りていないとか。
確かに軽量な250cc用のブレーキシステムだとするとその可能性もあるのかも知れない。ちなみにローター径は同一だがFZ750オリジナルは6mm厚のベンチレーテッド、対して今付いているのは軽め穴が開いている4mm厚のソリッドだ。うーむ、ヤな予感がするな。