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東京モーターショーに行って来た。
明日(もう今日か)27日より一般公開が始まる「第40回 東京モーターショー2007」。一般公開に先立つ24日からの報道関係者公開日スケジュールを横目で見ながらメチャクチャタイトな仕事に追われつつ「何処かで行かなきゃな」と思っていた木曜日、別のクライアントさんに訊ねたところ「入れたげるよ、ついでに取材もしてね」と言われ、急遽幕張に向かうこととなった。

[弓削 時保:2007.10.27]
第40回 東京モーターショー2007の北1ゲート。向こうから歩いて来る一番左側の人は…。

取るものも取りあえず現地に向かうと…

「いつ来る?着いたら連絡をくれればゲートまで行くから」と云われ、じゃ午後には行きます!と答えて大慌てで準備をする。最低限カメラと取材ノートが必要だが、「取材車」FZ750は先週のブレーキ整備が途中のままなので乗ることができず、今日は荷物を全く積めない別のバイクでオフィスまで来ている。
これは電車で行くしかないな、と思ったが急遽借りたカメラバッグをタスキ掛けで背中に背負うと、予想外にこれがしっくり来たのでバイクで行くことにした。最新型のバイクが並ぶモーターショーだもの、気分的にはやっぱりバイクで行きたい。
しかし準備する間にも仕事の電話が入ったりしてなかなか出発できず、結局出たのは12時半過ぎ。首都高護国寺ランプから首都高上の人となる…が、いきなりベッタリと渋滞だ。5号池袋線からC1、9号深川線で湾岸線に出るつもりが、真っ赤な電光掲示板にくじかれ、比較的光っている所が少ない11号台場線から湾岸線を目指した。この選択はまぁまぁ正解で比較的順調に走り、1時間ちょっとで幕張メッセに着くことができた。
入口と出口。5・10日で混み気味だったがまぁまぁのペースで着いた。

取材者としてあるまじき…

さて到着したのでさっそく指定された「北ゲート」に向かおうと警備の人に場所を尋ねると、北ゲートは3つありますがどちらですか?と返される。3つとは聞いてない。連絡しようとメモ帳を探すと何と自分の机の上に置き忘れて来ているではないか。携帯電話の電話帳にも、通話記録にも番号はなく連絡が取れない。
パンフレットを一部貰って調べると北ホールだったので、まずは行ってみる事にする。
北ホールの北ゲートは「北1ゲート」で(ややこしいな)、ここには報道関係者用の当日受付があった。れっきとした取材なので早速申し込んだのだが、「では登録のためにお名刺を」と云われて電話番号に続き固まった。名刺入れも机の上だ、ガーン!
そりゃいくらちゃんとした会社で取材に来たっつったって、名刺も無い人は入れてくれんですよ。しばし呆然としたが担当部署の電話番号は憶えていたのでそちらに電話して、担当のI田さんの携帯番号を教えて頂くという面倒をかけて、ようやく連絡がついた。
やれやれ、とホッと一息ついて、ゲート正面の写真を撮る。向こうから出て来る人達がいて「顔が判別できてしまうとまずいな」と思い早めにシャッターを切るが、スタスタ目の前を通り過ぎたその人はSBKで戦っているユッキーこと加賀山就臣選手だった。やっぱビックリするよね、急だと。
そうこうするうちにI田さんが来てくれ、ようやく会場に入ることができた。

取材の合間に"別"の取材もする

こうして会場入りしてその後は順調に取材も行なうことができたが、ちょうど会場内がデモなどの「音が出せない」時間帯だったため、デモンストレーションの絵が撮れない。スタッフに聞くと1時間半後にデモを再開するとのことで、しばらく時間が出来た。一応I田さんに断ってから第二の目的ブースに向かう。もちろんヤマハのブースだ。
2年前のモーターショーも仕事で来ていてその時もヤマハブースは見ていたが、基本的な雰囲気は一貫していて、言葉が古いがサイバーチックな雰囲気だ。
ヤマハ発動機のブース。こういうデザインはヤマハらしいな、と思う。
中に入るとまず目についたのが「テッセラクト」。何だこりゃ、ATVか?と思ったその姿は四輪なのだ。しかし独自開発というサスペンションにより、左右にリーンする仕組みになっている。ピアジオが前二輪の三輪スクーターを出していたが、後ろも同様にしたみたいな…、でも乗車姿勢はあくまでモーターサイクル、そしてパワートレインは水冷Vツインエンジン+モーターのハイブリッド車だ。
しかし奇抜ではあるがヤマハらしく綺麗にデザインがまとめられていて、急に目の前に出されて「乗ってみろ」と云われても、案外すっと乗れてしまいそうなくらいだったのが印象的だった。
こうして見るとどっちが前か分かりにくいが、フェンダーがある方が前。
次に見たのがバレンティーノ・ロッシ選手の駆るYZR-M1。ヤマハカラーであるブルー(ディープパープリッシュブルーメタリックC)をまとっていたが…、正直すっごい普通。もちろん細かいところを見て行けば唸るばかりの作りなのだけれども、カウリングなど全体のフォルムはこのまま市販してても全然不思議じゃないレベル、背中合わせで提示されているYZF-R1や後ろでウイリーしているYZF-R6と見比べても物凄くまとまっていて綺麗なのだ。究極まで突き詰めた先にある美しさというか…。
ちなみにチームカラーでないのはこのモーターショーという場だからなのだろう。自動車メーカーのフィアットだからね。
洗練されたスタイルと云うのはこういうことだ。見飽きない美しさ。
先に進もう。次に展示してあったのがWR250Xのカスタムモデル、「排気量と云う概念は忘れて下さい」とある通り、やたらゴージャス感を持ったストリートスポーツだ。流行るかな、こういうのは。
アルミ部分は全てポリッシュ仕上げのWR250X SPECIAL。