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ニューモデル情報を翻訳してみた
11日にヤマハ発動機のアメリカ、カナダサイトに登場した新型クルーザー「RAIDER」。日本では他社の商標に引っかかるらしく「XV1900CU」としてプレストホームページに掲載されたこのマシン、フラットなバーハンドルと前に長く伸びたフロントフォークが往年のチョッパースタイルを彷彿とさせ、僕としてはなかなか好印象なのである。
ところが、鋭意情報収集していると云うプレストからはその後何も情報がもたらされない。せっかくカッコいいのにもったいないじゃん…、と云う訳で、アメリカのサイトを翻訳してみました。

※ご注意
以下に掲載するXV1900CUの情報については、USヤマハのホームページの内容を独自に調べたもので、プレストコーポレーションが今後取り扱うかも知れないモデルとは仕様や性能などが異なる場合があります。あくまで参考データです。この点正しくご理解の上お読み下さい。

[弓削 時保:2007.9.15]

バンクーバー支局員に依頼

翻訳と云ってもサクサク英語が読める様な能力は持ち合わせていないので、ウチのバンクーバー支局、と呼んでいるカナダ在住のMにサイトを見てもらい、訳す様にと指示をした。

英語の文章を読むだけならわかるのですが、日本語だとこう、っていう言葉が出てこないんですよね…、というMはオートバイの知識は全く持っていないので、専門的な用語が出で来るとつらいです、と困りながらも頑張って調べてくれた。


というわけで行きますか、まず最初のページがこれ。
1
2008 Yamaha Raider Home, information, info
了解しました、ちなみに、このトップページも、ですよね?購入ローンの方法とかもあるんですが…
ああ、ローンとかはいいや。あくまで車両に関する情報に限定して、お店の検索とかローンとかは必要なしです。
了解です!
我々がモダン・パフォーマンス・カスタムと呼びたい全く新してStarをご覧頂こう。
チョッパーにインスパイアされ多くのクロム加工が施された、それでいて十分なパフォーマンスを発揮するように設計されている。
このバイクの外観とパフォーマンスのコンビネーション、そしてStarビルドクオリティを、うまく乗りこなしていただけますように。
…送った文章、さらに思いっ切り意訳していますね。
最初からでなんだけど、情緒一杯で良く分かんないんだよね正直。まぁ雰囲気が分かればいいかな、と思って。
で、やっぱチョッパーがモチーフになっているんだ。ドラッグスター以来、最近のこの手のマシンはロング&ロースタイルの、クラシカルなスタイルが主流になっていたから新鮮に感じるな。フラットバーハンドルにスラッとしたフロントフォークは、イージーライダーでビリーが乗っていたマシンに通じるものがあるよ。もっとみっちりした感じはするけれど。
じゃ、次のページ。
ここはプレストサイトのラインナップで云うと特長ですね。
2
2008 Yamaha Raider Features & Benefits, model features
主な特長

■全く新しい2008モデル
  • 最新のStarはカスタム・チョッパー・ムーブメントから着想され、扱いやすく、ストップ・発進が簡単に操作可能。
  • 加えて、Starラインは最も多様なV型2気筒エンジンラインを提供。
アメリカじゃ最近、ってか昔からだと思うんだけどカスタム、それもロングフロントフォークにワイドタイヤ、クロムメッキ一杯のゴージャス系が流行っているらしい。だからこのマシンはメーカーメイドのカスタムなんだろうな。

エンジン
  • 113キュービックインチ(1,854cc)空冷、48度Vツインは、たった2,500回転で最大トルクを、4,500回転で最高出力を発揮、パワフルで快適なクルージングを実現。
  • 4つのプッシュロッドに駆動されるバルブ、そして各シリンダに2つ搭載されるスパークプラグは、クラシカルで美しいエンジン構造とともに最適な燃焼効率を提供。
  • メッキシリンダと鍛造ピストンとシリンダーヘッドにエンジンオイルを循環させ冷却する油冷システムを採用し、類いまれな信頼性と長期耐用を提供。2分割バランサーはスムーズでいて鼓動を感じさせる。
  • 圧縮比は9.48:1とアグレッシブなカムタイミングにより、全域にわたりパワーが増加。
  • コンピュータにより制御されたツインボア・フュエルインジェクションが、複数のエンジンパラメータを監視し、すべての条件で最適な混合比を計算;広角12ホールフュエルインジェクションにより完璧な燃料噴射を行なう。
  • 3.5リッター・エアボックスはフューエルタンク後方のスペースに内蔵され、素晴らしい吸気効率とカスタムらしい外観を両立している。
  • 2-1-2マフラーは内部にEXUPを搭載し、2500回転から3500回転でトルクをブーストしている。
  • スペシャルカスタム加工が施された冷却フィンは、光が様々なアングルから当たると宝石のように輝きをもつ。
単語にこだわらず意訳的に大分いじったけど、だいたいの意味は合っていると思う。
XV1900 ミッドナイトスターと基本的に同じだが、良く見比べると出力の発表はないけど最高出力の発生回転が250回転下がっているし、9.48:1という圧縮比を出しているところを見ると、よりパワーアップしているんじゃないだろうか。


シャーシ/サスペンション
  • 新設計のアルミキャストフレームは、軽く、堅く、軽快なアスレチック・ハンドリングにチューンされており、CF アルミダイキャスト技術によるリアスイングアームは乗り手のしなやかなスタイルを引き立てる。
  • 低く、形のよいシートは乗り手をしっかりと捉え、プルバック・バーハンドルが都会的でカジュアルなクルージングスタイルを実現する。
  • 6度のヨーク角 −Star一般市販モデルで初めて−、カスタムな外観と自然なハンドリング、直進安定性を可能にした:キャスター34度に6度のヨーク角をプラスし、計40度と102mmのトレール量を確保しつつ、フォークをステアリング軸側に近づけることを可能にしている。
  • カスタム5スポークホイールは、120/70-21インチのバイアスタイヤを前方に、そして幅広い210/40-18ラジアルタイヤを後方に装着。 −Starシリーズで最も高さ、幅のあるモデル−。
  • フロントフォークはインナーチューブ径46mmで、5.1インチのホイールトラベルを持ち、素晴らしい乗り心地と申し分のない外観をもたらす。
  • 外側からは見えないシングルショックユニットは、様々な負荷条件下でもスムーズな乗り心地を確保している。
  • 新しい継ぎ目のない燃料タンクは、4.1ガロンの燃料を搭載。
  • レバーと一体化されたフロントブレーキのマスターシリンダー、頑丈なモノブロック・対向ピストンキャリパーと298mmのフロントダブルディスクを組み合わせ、素晴らしいストッピングパワーを発揮。
  • ファイナルドライブは軽く幅の狭いカーボンファイバー製ベルトにより駆動され、さらなる長寿命を発揮。
  • ワイヤーハーネスは軽量AVSSワイヤーを使用、ハンドルスイッチ類への配線はハンドルバー内部に通され、すっきりとした外観。
用語がわからないばかりにMはエラい苦労をした様で、ところどころ手直ししている。
フレームはXV1900 ミッドナイトスターをベースに、ヘッド廻りを中心に再設計されている様だ。注目すべきはヨーク角。ステアリング軸とフロントフォーク軸は平行となっているのが普通なのだがここに角度を付ける場合がある、これがヨーク角。最初からステアリング軸を寝かせちゃえば良さそうなものだが、そうするとハンドルを切った場合の舵角がつきにくくなってしまうのだ。ちなみにヤマハとしてヨーク角を持つ市販車は初だそうだ。
それにしてもリヤタイヤが「210/40-18ラジアルタイヤ」ってのは凄い。幅210mmってまさに「どんだけ〜!」という感じだ。偏平率も40%。ペッタペタだぞ。
地味なところではAVSSワイヤーの採用。AVSSとは自動車用低圧電線(A)、ビニル(V)、極薄肉型(SS)の略称で、従来のAVS(薄肉型)のビニルの絶縁体部分さらに薄くしたタイプ、ハーネスの軽量化や細径化に効果を発揮する。
XV1900CUの場合は、手元のスイッチ類への配線を、ハンドルパイプ内部へ通す事で、すっきりした外観を実現させている様だ。カスタムでは良くやる手法だな。


その他の特徴
  • 左の親指で操作されるハイビームスイッチ、また右親指で始動するライトですばらしい見通し。
  • 宝石のような仕上がり、そしてStarクオリティの塗装、クロム処理はRaider全体に広がる。
  • 洗練されたタンクに取り付けられたカスタムな外観、そしてアナログスピードメーター、燃料ゲージ、ツイン・デジタルトリップメーター、オドメーター、そして自己診断機能。
  • 明るいマルチリフレクタータイプのヘッドライト、LEDによるテールライトとクリアレンズのウィンカーはカスタムな外観をもたらす。
  • O2センサーと三元触媒が排出ガス量を軽減。
ハイビームスイッチって…そもそも左手で操作しなかったっけ?右のスイッチの説明も今イチ良く分からない。まぁ大した話じゃないので深くは突っ込まない。 でもう全身メッキだらけ。ゴージャスだな〜。クラシカルな雰囲気だけど装備は最新技術満載ってところも良い。

じゃ次は Specificationsです。
3
2008 Yamaha Raider Features & Benefits, model features
メーカー希望小売価格$13,180Raven) 2007年9月より発売開始
$13,380Candy Red)007年9月より発売開始
※これはアメリカでの話ですのでお間違えなく。
エンジン
種類113キュービックインチ (1854cc) 空冷 Vツイン OHV 4バルブ/シリンダ
ボア×ストローク100.0 x 118.0mm
気化器ツインボア電子制御フュエルインジェクション;スロットルポジションセンサー
イグニションTCI
変速機形式5段、湿式多板クラッチ
駆動方式ベルト
シャーシ
フレームダブルクレードル
懸架装置/前テレスコーピックフォーク
懸架装置/後スウィングアーム;3.5インチ トラベル
制動装置/前油圧ダブルディスク、298mm
制動装置/後油圧シングルディスク、310mm
タイヤ/前120/70-21
タイヤ/後210/40-18
ホイール5本スポークキャストホイール
外形
全長101.2インチ
全幅36.4インチ
全高45.9インチ
シート高27.3インチ
軸間距離70.9インチ
最低地上高記載なし
乾燥重量692パウンド
燃料タンク容量4.1ガロン
その他保証一年間(工場限定保証)

メートル法で換算すると、全長2,570mm×925mm×1,166mmくらいか。シート高が693mm、ホイールベースが1,800mmだってよオイ。乾燥重量は314kgくらいか。燃料タンクは15.5リットル。この車格からすると随分小さいが、これはスタイルを優先して結果であって航続距離云々を云うのはヤボだろう。
なるほどね、じゃ次のページ。
ここからはもう、そんなに無いんですよ。