![]() 都内にオフィスがある僕にとって、バイクでの通勤のメリットは実は昼飯だ。歩きでは駅前周辺しか行くところがないが、バイクがあればチョイと足を伸ばすのは雑作もない。
しかし最近は迂闊に変なところに駐車するとすかさず「緑の人」に駐禁を切られることがあるので、やや行きづらくなってしまった。大した時間ではないものの安心して食事を楽しみたいではないか。 というわけで、まだまだ数は少ないが少しずつ増えてきた都内の二輪車用駐輪場と絡めて、今回はおいしい昼飯、それもまだ暑いから食欲を刺激してくれる絶品のカレー屋を巡ってみることにした。 [弓削 時保:2007.8.25] 中央区 京橋屋カレー今回のポイントは安全に駐輪できる場所を確保することだ。しかしまだそうそう二輪駐輪場は整備されていないので、行けるカレー屋は限られる。
駐輪場については財団法人東京都道路整備保全公社が提供している「東京都内オートバイ駐車場案内(s-park)」が便利だ。ここでは代表的なエリアと、各市区部ごとの駐輪場を検索しリストアップしてくれる。
さっそくいくつか候補に挙がっていたカレー屋周辺を検索するが、まだ数少ない駐輪場は目当てのお店近くにはなかなかない。
但し収容能力はわずかに3台。基本的に四輪車用であって公共施設として二輪にも一応対応しました、くらいのあまり積極的な設置ではない様だ。せっかく近くにある駐輪場を見つけ喜んだのに、かなりテンションが下がる。 ともあれ行ってみることにした。オフィスからは京橋まで快調に走れば15分足らず。あっと言う間だ。到着してみると公共駐車場として観光バスなど大型車の出入りも頻繁な、かなり広い駐車場だった。これでバイク3台ってのは…??
さっそく入り口にいた誘導係の方に「バイク停められますか?」と聞いてみると、恐れていた通り
「あ〜今一杯ですね。」 との返事が。「どの位でバイクは回転(入れ替わり)するんですかね?」となおも聞いてみると、 「一度入ると1日置いてあったりして、あまり入れ替わらないですよ。」 と、これまた絶望的な回答が返ってきてしまった。 この近辺でバイク通勤をする人はそう多くはないと思うが、どうやら短時間の利用にはあまり向かない様だ。これは恐らく料金(500円/日)設定も関係しているのだろう。
ちなみに何処にバイクを停めるのか、と尋ねると、「ほら、あそこに…」と誘導棒で指し示した先は、駐車場のプレハブの事務室…ん?
プレハブの向こう側に職員通勤用の置き場か?と思うばかりの僅かばかりのスペースが、二輪車の置き場であった。近づいて覗き込んでみると、収容3台のはずが6台置いてある。何と200%アップ!!と無理に驚いてみたところで、適当に並べとけ、的なスペースだから融通が利くのだろう。ちゃんと人員が配置されている駐車場だから、これもありなのかも知れない。ちょっとお粗末だと思うけれども…。
![]() 観光バスが出入りする大きな公共駐車場だが…。
![]() バイクを停めるスペースとしてこれはどうよ?という広さ。確かに専用に作ってはいますが。
さ〜て、いきなり停められなかったもんなぁ…と思案していると、先程の誘導係の人が近寄ってきて
「この先に行った本屋の裏手に新しく二輪駐車場が出来たそうだから行ってみたら。」 と教えてくれた。本屋…八重洲ブックセンターか。s-parkには出ていなかったし京橋とも相当離れてしまうけれど、とにかく行ってみるか。 礼を述べて丸ノ内鍛冶橋駐車場を後にする。鍛冶橋交叉点を右折してすぐに裏道に入り、何度か路地を往復しながら探していると…ありました。
ここは「バイクタイムズ八重洲」。後で調べてみると開設は2006年の11月で、タイムズとして二輪車用駐車場の第一号であった様だ。
ここの収容台数は9台。しかし八重洲ブックセンターの真裏とロケーションが良過ぎて、残念ながらここも満車だった。なおこちらは頑丈そうなチェーンロックを掛ける方式なので、盗難に対してもかなり安心できそうだった。…満車じゃあどうしようもないのだけれども。
![]() バイクタイムズ八重洲。頑丈なチェーンロックによりセキュリティを確保している。
何だかんだとウロウロしているうちに時刻は既に30分を過ぎている。これ以上遅れてはカレー屋に辿り着けない。何処でも良いので駐輪できるスペースを探さねば…。
で、カレー屋近くに移動してようやく確保したのがここ。首都高西銀座ランプ脇の緑地帯だ。ベンチや灰皿が設置されている小さな公園スペースだが、他にも駐車しているバイクがある(ご丁寧にカバーまで掛けているのもいる)のを良いことに、一緒に停めさせてもらうことにした。
![]() 後ろに見えているのが首都高の高架下の建物。ちょっと気が引ける場所ですが…。
少々不安はあるものの、ようやく置き場所が決まったのでお店に急ぐ。50mほど進んだ高速高架の反対側にあるビルの2階に「京橋屋カレー」はある。
何しろ時間があまりないので、お店に入りさっそく注文する。注文したのは辛口地鶏カレー(1,050円)。「野菜などといっしょに漬け込んだ地鶏肉を、辛いスパイスオイルで炒めたカレー」とのことで、メニューの最初にあるスタンダードとおぼしきものだ。
ほどなく皿に乗って出てきたカレーは、ルウの入ったカップとライス、それに付け合わせがあるシンプルな構成。食べてみるとこれが肉の旨味と、多くの野菜とスパイスで爽やかさを感じる、名前通りインパクトのある辛さだった。おいしくてもうあっと言う間に完食。ご馳走さまでした。
![]() 爽やかな辛さで食が進む。
・京橋屋カレー
カレーは堪能できたが、パーキングの方はついに入れる事が出来ず0勝1敗、無念である。ところが店を出た前の路地は駐輪バイクでビッシリ、しかもシートには「駐車禁止」の警告ビラが挟んである状態。大丈夫なのか?と思ったが、どうもここが取り締まりの管轄境界らしく、どちらからも取り締まりがされない場所らしい。次行く時はここに置こう。
![]() 黄色い手すりのビルの2階が京橋屋カレーさん。
![]() 路地はご覧の通り。
・丸ノ内鍛冶橋駐車場
・バイクタイムズ八重洲
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