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昔懐かしい古民家で食す自家製粉の手打ちそば

これはドーン!と大きく紹介せずにはいられない水そばの「夢見そば」。
そうこうしている間に、お腹が空いてきたため、お昼を食べることに。いにしえ夢街道を通り、地元の人おすすめのそばの名店『桐屋夢見亭』へ。
会津は、江戸時代からそばを食べていたという長い歴史を持つが、そばを商売として始めるようになったのはわずか40年ほど前。最近になって、会津のそばの評価が年々高まり、注目を集めはじめているのだ。
ここでは、週1回、会津産の玄そばを自家製粉したそば粉を使用。その一番粉だけを贅沢に使った「飯豊権現そば」1500円と、このそばを飯豊山霊水だけで味わう「夢見そば」530円が名物。「夢見そば」は、ゆで上がったそばを味見したとき、この味をみんなに伝えたいと思って生まれたメニューなのだとか。甘くやわらかな水と味わうと、噛むほどに旨みと甘みが広がる。
「夢見そばを食べたら、余計におなかが空いてきました!」とは、将子さん。お店のご主人曰く、夢見そばは食前用のそばなのだそう。追加で頼むなら、そば粉100%で打った「会津頑固そば」1300円をぜひ。各50人前限定なので、土日など混み合う日は事前に連絡をして取り置きをお願いしておきたい。
100年ほど前の古民家を移築した建物。飯豊権現そば1,500円。食欲がどんどん進み、実はこのあと、山菜の天ぷら550円やじゅうねん(エゴマ)もち480円などもオーダー
『桐屋夢見亭』店長 井上隆雄さん
其の一
『桐屋夢見亭』店長 井上隆雄さん

もともと北海道出身で東京で働いていたのですが、こちらの娘さんと知り合って会津に来ました。時間軸の違いにとまどいながら、早や6年。やっと理解できるようになってきたように思います。ここでは、日が出ると畑を耕し、日が沈むと家に帰るという、自然に基づいた人間本来の暮らしが残ってるんです。こういう場所や昔ながらのいいところは、ずっと残していきたいですね。店自体も、社長がそばを通じた村起こしに励んでいるので、できる限り協力をしていきたい。利益追究だけでなく、もっと大切なものがあると気づいた最初の頃の気持ちをいつまでも忘れないようにしたいです。

バイク好きの店主と意気投合!
想定外のできごとも楽しい思い出に

食事を終え、店を後にしようとしたとき、店長の井上さんが「実は今日バイクで来たんです」と、愛車を披露してくれた。8年近く乗っているというSUZUKIの「GOOSE 350」は、細かいところに手が加えられ、愛情がひしひしと伝わってくる。「走り出したら止められなくて、どこまでも行ってしまうんです」と、イキイキと語り出した。どうやら、井上さんもかなりのバイク好きなことが判明。将子さんも井上さんが手塩にかけた愛車がいたく気に入ったようで大興奮! 思わず、時間も忘れて、3人でバイク談義に熱中していた。
どこかお店に入ったときに、「今日は東京からバイクで来たんです」なんて話しかけてみたら、思わぬ展開が待っているかもしれない。
バイク談義に盛り上がる3人。井上さんの愛車に乗らせてもらった将子さんは、「こういう軽くてレーシーなバイクが欲しいなぁ!」を連呼していました
桐屋夢見亭【店舗データ】
  • 店名:桐屋夢見亭
  • 住所:福島県会津若松市慶山1-14-52
  • 電話:0242-27-5568
  • 営業時間:11:00〜18:00 休日:火
  • 交通:磐越自動車道会津若松ICより車で約13分
  • http://www.kiriyasoba.co.jp

いよいよこの後は、本日の宿である『向瀧』へ。続きは次回をお楽しみに。