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寄り道してシラス丼を食べにいく
先週末、XVS1300Aを借りてツーリングの取材をやってきた。週が明けて翌月曜日、広報車両を返却するついでにちょっと寄り道して、久しぶりの地でお昼ご飯を食べてきました。
(弓削 時保:2007.6.2)
出発直前、某公園の駐輪場に置いてあるXVS1300A。都内は停め場所に苦労する様になってしまった。

業務の途中の寄り道を思いつく

土日曜にツーリングをして来ての明けの月曜日と云うのは、昔から何とも不思議な感覚を覚える。前日までの風を切り、加減速Gや寒暖など周囲から身体に流れ込んでくる非日常の世界の様々な感覚がまだ残っているうちに、オフィスに閉じこもってキーボードを叩いている思いっきりの日常に戻っても、まだ身体の一部の感覚器が目覚めたままになっているからだろうか。

今回は広報車をお借りしての旅だったので、翌日倉庫まで自走で返却しに行くことになっていた。いつもなら余韻のところが今日は連続して走るのだ。
以前は埼玉・春日部だった倉庫は今回から神奈川・平塚に移転している。ここに行くのは今回が初めてだ。送られて来た案内図を眺めていて、何日か前に知り合いとしていた話を思い出した。『江ノ島で生シラス丼!』って言ってたなあの人。
案内図からすると東名高速の厚木ICで行くのが最短の様だが、平塚市だったら海側から行って北上しても良いのではないか。それなら手前の江ノ島にちょっと寄り道して、お昼に僕もシラス丼を食べよう!

江ノ島の生シラス丼ってテレビだか何だかで紹介されて、一躍全国区になったような気がする(流行り物に疎い)が、それ以前に腰越のある旅館で朝食べた釜揚げシラスが激美味だったのが記憶にあって、話に聞いて食べてみたいと思っていた。ただ…店にもよるのだろうけれど、テレビで見るといつも激混みなんだよね。月曜日だったら少しは空いているのではなかろうか、と期待しつつ仕事を片付ける。
ところが前の週のツーリングの準備で大分時間を取られたシワ寄せがこの月曜日に押し寄せていて、ただでさえ大変なのにちっとも仕事が片付かない。一部棚上げで何とか直近の作業を済ませた時には、時刻は午後1時近くになってしまっていた。夕方には別の会議があると云うのに…。

やっと出発。

後を留守に託しXVS1300Aに跨がる。ツーリングでは本来僕が乗るはずではなかったこのマシンだが色々あって2日間を共に過ごし、クルーザータイプは初見ながらほぼ慣れたと言って良い。
最寄りのランプから首都高に上がり西を目指す。都心環状線から湾岸線、横浜新道とつないでR1、藤沢でR467に左折して南下すれば江ノ島だ。久しく通っていない道だがこの時間はまだ渋滞はさほどないし、クルーザータイプのXVS1300Aなら自動車専用道をゆったり飛ばさず行った方が楽だろう。
都心環状線はやや詰まり気味なものの流れは順調で、浜崎橋JCTから11号台場線に入る。レインボーブリッジは夜間に四輪車で通る事があるが、XVS1300Aからの眺めは全く違って「こんな景色だったか?!」と思えるくらい、えらく新鮮だ。決して脇見運転しているわけではないのだけれど、とにかく見晴らし良く景色がよく見える。自分のクルマやバイクだと路面とコーナー出口しか見ていないからだな〜、と改めて気づかされたのだった。

湾岸線に入ると片側3車線で殆ど直線の広い道路が続く。制限速度が引き上げられたアメリカのフリーウェイに対応したパワークルーザたるXVS1300Aにとっては、まさにピッタリなシチュエーションだ。実際乗り心地は快適だったが、この日はやや向かい風気味であおられ続けたのが残念。高速道路での移動が使い方の主体であるなら、XV1700ATMT Road Star Midnight Silveradoの様な大型風防があった方が、より快適だと思う。これは前のツーリング中も感じた事だ。
前方につばさ橋、その左向こうに霞んだベイブリッジが見えてくる。これもこんなによくよく眺めた事などない。だいたい一番左側の車線をのんびり走ったりしないし…これはクルーザーならではだな、などと考えながら東京から横浜に連なる景色や、湾岸部の巨大な工場設備などを楽しみながら走り続ける。
横浜に入り、本牧JCTからK3狩場線と進み横浜新道に入る…ところでいきなり道を間違えた。逆じゃん!東京に向かってるよ!と慌てて藤塚ICで外に出る。
地図を持たずに来たのでだいたいの見当で環状2号線に出て、今井ICから横浜新道に戻った。久々とはいえ何度も通っている道で何やっているんだか。
気を取り直して先を急ぐ。道は割と空いていてほどなく国道1号線と合流。だが藤沢バイパス出口から戸塚茅ヶ崎線に入ると道が狭くなり、ここはさすがに渋滞してくる。車体の大きいXVS1300Aに不慣れなこともあって、すり抜けは控えておとなしく流れ出すのを待つこととする。
ようやく藤沢橋に辿り着きR467を左折。藤沢駅の脇を駆け抜ければあとはほぼ一直線で江ノ島だ。
湾岸浮島本線料金所で。走りながらの撮影は出来なかった。