YZF-R6

プレスト参考小売価格:1,566,000円(本体価格1,450,000円)
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新しいRシリーズの流れを汲んだスタイルを纏いサーキットポテンシャルを向上させたNew YZF-R6

2008年モデルより実に9年ぶりのモデルチェンジとなった2017年のYZF-R6。従来からの特徴である≪優れたサーキットパフォーマンスと、ワインディングでの高次元パフォーマンス≫を引継ぎながら、YZF-R1で培った技術を惜しみなく投入。ライダーのパフォーマンスを引き出す高次元なハンドリングを楽しむことができるマシンへと進化した。「Furious Track Master」というコンセプトが導き出した、まさに“ライダーの腕を上げるための師範代”のようなマシンに仕上がっている。
2017年モデルは、ヤマハのレーシングイメージを表現したディープパープリッシュブルーメタリックCとアグレッシブな外観をダイレクトに表現するマットダークグレーメタリック6、ホイールにアシッドイエローを採用し、洗練されたスーパースポーツの存在感を印象づけるブルーイッシュホワイトパール1の計3色がラインナップ。

  • DPBMC(ディープパープリッシュブルーメタリックC)
  • MDNM6(マットダークグレーメタリック6)
  • BWP1(ブルーイッシュホワイトパール1)

YZF-R1譲りのテクノロジーで高い走行性能をより強化

TCS
加速時に後輪タイヤの駆動力を効率よく引き出すトラクションコントロールシステム(TCS)を搭載。濡れた路面などでも滑らかな発進加速性を支援する。発進時などで後輪スピンの兆候が検知されると、点火時期・燃料噴射量・スロットル開度(YYC-T)を統合制御し、滑らかな発進性・走行性を支援してくれる。

QSS
機敏で滑らかなシフトアップ操作を支援するクイックシフトシステム(QSS)を新たに採用。シフトペダルの動きをシフトロッドに設けたスイッチが検知すると、ECU、演算によりエンジン出力を補正し、ドッグクラッチに噛み合っているギアの駆動トルクを瞬間的にキャンセルし、シフトアップ操作を支援してくれる。

D-MODE
ライダーが要求する場面に対応したモードを選択できるYAMAHA D-MODEを搭載。「STD」「A」「B」の3つのモードから選択できる。STDモードは様々な走行条件に適したモード。Aモードは、STDモードに比較し、低中開度域でよりシャープなレスポンスを楽しめるモード。Bモードは、STDモードに比較し、全域でより穏やかなレスポンスを備え、繊細なスロットル操作が必要なシーンなどに対応するモードとなっている。

フラッグシップモデル「YZF-R1」と同等のパーツを搭載
フロントフォークには、現行のφ41mmに替えφ43mm径インナーチューブのKYB製倒立式サスペンションを採用。Φ25mmフロントアスクルシャフト等のYZF-R1と同等の周辺パーツ、および専用設計アンダーブラケットで支持。YZF-R1同等のフロントフォークをベースに専用セッティングを施しており、適切な減衰力の発生と良好なフロント接地感に貢献。フロントブレーキには、YZF-R1同型パーツを採用。現行のφ310mmに替えφ320mmディスクとなり、モノブロック4ピストン・2パッド対向型キャリパー(アルミピストン)とNISSIN製ラジアルマスタシリンダの組み合わせで優れた制動力を引き出す。

軽量化に大きく貢献している新アルミタンク
軽量化と乗車姿勢の自由度拡大のためアルミ製燃料タンク(17ℓ)を採用。ニーポケット部をえぐり、素早いライダーの動きに適した形状となり、鉄比較(同排気量現行モデル比)で約1.2kg軽量となっている。ニーポケット部が窪むなど複雑な形状のアルミ製タンク成型は、縮みにくいアルミの特性が障害となり困難とされていた、本モデルでは、プレス成型後CMT(Cold Metal Transfer)溶接を実施。さらに溶接後ではトーチが入り込めない部分は、熟練スタッフの手作業で溶接、強度と密封性、美しい外観を実現。背面溶接のない綺麗な仕上がりで、アルミならではの表情が特徴。

ライダーアクションを支える新シートとスリム設計のリアフレーム
スポーツ走行での機敏なライダーアクションを支えるため、スリムな新作CFマグネシウムダイキャスト製リアフレームと、新作シートを採用。(リアフレーム幅はシート前端部を現行比で20mmスリム化)シートは、天面の傾斜をなだらかにすることによりライダー乗車位置の自由度を増しつつ、太腿部分の形状を最適設計し、良好な足付き性とフィッ卜感を実現。二一グリップしやすい新作タンクとの相乗効果で、機敏なライダーアクションを支える。

エアロダイナミクス効果に優れる新作フロントカウル
新デザインのフロントカウル&スクリーンを採用。CdA値旧モデルに比べ8%向上させており、サーキット走行での最高速性能に貢献している。

挑戦心を掻き立てるスタイリングの特徴

スタイリングは“Thrilling Beauty”のコンセプトで開発された。このコンセプトに、サーキットでの新世代の走り、機能を美しく表現した面表現、乗り手の挑戦心を掻き立てるスリリングなスタイリング、といった要件を集約させた。下記の3つのスタイリングキーワードを柱に、サーキット走行に挑むライダーの緊張感ある姿と重ねながら、“鋭利な造形”と“なめらかな面”の融合でまとめあげられている。

次世代R-DNAを表現し凄みを纏った未来感溢れるディティール

YZF-R1の「スターティンググリッドに並び、レースに挑む準備が完了した」というレースレディイメージを表現したフロントフェイスをさらに進化させ、2本の導光体を位相させて織り込んだLEDのポジションランプによって、生命感を強く表現しコースインに望む緊張感や、ライダーの闘争心をより同調させた有機的なフェイスとしている。
 またマシン中心を大きな空気が通る様を可視化し、ホリゾンタルな流れを塊りで表現するセンターコアコンセプト、左右の翼をもった生き物が、空気を切り裂いて突き進む姿を表現するクロスレイヤードコンセプトという2つの表現が個性を表現している。

凄みを纏った未来感

"凄みを纏った未来感"の鍵となるポジションランプ。2本の導光体を位相させて織り込んだLEDポジションランプによって睨みをきかせたフェイス造形を形成し、既存の生物には例えようのない生命感や、辞書やWebサイトに広がる形容詞では例えられない独自性で表現。左右のヘッドランプは、YZF-R1と同様に眼として扱わず、機能性を考慮した構成としている。

空気の流れと調和するスタイリング

«センターコアコンセプト»と«クロスレイヤードコンセプト»という2つの表現でYZF-R6の個性を表現。«センターコア»は、マシン中心を大きな空気が通る様を可視化し、ホリゾンタルな流れを塊で表現。«クロスレイヤード»は左右の翼をもった生物が、空気を切りさいて突き進む姿を表現している。力ウル外側とカウル内側の空気の流れがクロスするかのような表現によって、空力性能を感じさせるデザインに仕上がっている。これはYZF-R1と同様のコンセプトであるが、とくにYZF-R6ではカウルの表面の表情が特徴的。鋭利な造形に対し、美しく滑らかな面表現を合わせ持っているため、その絶妙なバランスがYZF-R6の個性を表現している。また、遠くで眺めたときの鋭利なイメージと、近くで観察したときの上品さが調和しており、こうした二面性に新しいR-DNAを見ることができる。デザインだけでなく、性能においてもYZF-R1を参考に進化している。現行YZF-R1よりも空気抵抗が小さいスタイリングに仕上げ、加えてウィンドプロテクションも現行YZF-R1と同様なレベルに進化している。YZF-R6はデザインと性能を合わせ持つことにより、“次世代のR-DNA”を達成している。

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但し、廃棄二輪車ショップに収集・運搬を依頼する場合の収集運搬費用はお客様のご負担となります