専用設計のフレームとフュエルインジェクション(FI)を採用したエンジンにより、クラスを超えたクオリティを持つMajestyシリーズの末弟だ。
YZF-R1などの最新テクノロジーをフィードバックした、125ccに最適化された超小型のFI(フュエルインジェクション)を装備。
YSC(YAMAHA Surround Liquid Cooling Engine)システムにより高い冷却効率を実現する水冷125ccエンジンと、三元触媒内蔵の低騒音・低振動のマフラーと組み合わせることで、高い環境性能を実現している。
パワーとシャシーのベストマッチで、走りにフィットした車体サイズ。
足回りはフロントサスペンションにテレスコピックフォーク、リアは荷重に応じて3段階に切り替えられるツインショックを装備し、ユニットスイングを余裕のストロークで支持。また大径12インチの前後キャストホイール、245mm径のフロントブレーキディスクなど、高い操縦安全性を追求している。
エレクトロ・ルミネサンス(EL)バックライトによる、オドメーター、トリップメーター、フュエルメーター、水温計などがビルトインされた液晶デジタル表示のスピードメーターを装備。 高周波溶着により高い防水性を確保し、視界の悪い夜間などの走行でもライダーを確実なインフォメーションを伝える。
様々なシチュエーションに対応するシートは、ライダー側に5調整できるシートストッパーを装備。710mmの低いシート、自由度の高いフットスペースと相まってロングツーリングでの長時間のライディングにも快適性を失わない居住性を実現。
タンデムシートはライダー側と高低差をつける事でパッセンジャーの前方視界を確保。またシートストッパーとグラブバーによるホールド性の高さも快適性を高めている。
シート下前方にはフュエルリッド、後方には大型のラゲッジスペースを設定。またシートには小型のステイダンパーが内蔵され、節度のある開閉感によるハイクオリティ感を演出している。
さらにフロントにも開口部の大きな小物入れを配置、荷掛けフックなど日常でのユーティリティにも工夫を施している。
デジタル・イモビライザーと電子式イグニッション・キーを標準装備。上位機種にも用いられるマイクロコンピュータによりロック機能を大幅に強化して高い盗難防止能力を実現している。